土曜日生まれは腰痛持ち

2006年06月17日(土) ボタン・ぼたん・釦・bottun

私はボタンが大好きです。
100均ですらボタンを漁ってしまうし、
決して品揃えがいいとはいえない比較的近所の手芸店で、
あえて何の変哲もない4つ穴ポリボタンを買うのは
〈実のところ、そういうのが一番好きなのですが〉
どちらかというと、「おまけ」目的の部分もあります。
いわゆる昭和レトロにカテゴライズされそうな、
年季の入ったオバサマ方の裁縫箱に居候していたような、
そんな顔ぶれです。
経年のための色あせとか、コロンとした古くさい形、
たまに糸くずが残ったままだったりするのも
本当にいい味わいになっていて、
もらったはいいけれど、結構持て余したりして、
ほんの思いつきで何かに縫いつけたりすると、
それが何だかいい感じで、
とにかくもう、「いい」のです。

大昔のスネークマンショー?みたいに、
「いいものもある、だけど、悪いものもある」
……と言いたいところですが、
多分、「悪いもの」なんてありません。
もちろん、好き嫌いは大いにあるし、
道端に落ちていても子供も拾わないような大量生産品もあれば、
〈なんつーか、子供って、「拾い物」をよくしませんか?〉
宝石に近いようなものもあります。
どれもこれも、それぞれに「いい」ものです。
私はどちらかというと、手芸も裁縫も下手なくせに
コレクターというよりは、何かに使うのが好きな方なので、
高価なアンティークにはそう興味がありませんが、
単にカタログを見て、「きれーね〜」とため息をつくのは
嫌いではありません。

ネットオークションは、そんな人間にとっては
なかなか頼りになる存在なのですが、
時々、「自分のさじ加減で商品説明せんでくれ〜」
つっこみたくなる出品者を見受けます。
短いフレーズの中に、
人を引きつける文言を盛り込もうという心意気は買いますが、
「四つ穴赤系」みたいな
ソリッドでハードボイルドな文句を好む落札者も
結構いると思います。
そういうむだのない紹介フレーズは、
少なくとも、それ以下の品物であることはありません。
飲食店で、オムライスを頼むとしましょう。
うまいまずいの差はあれど、オムライスを出しさえすれば、
その店は少なくとも「うそつき」ではありません。
これが「天使のベッド・ふわふわオムレット&ライス」
とか書いてあったとしてですね、
とりあえず、口にするのもこそばゆいこのフレーズ、
何とか勇気を奮い起こして口にして、
はい、注文の品が届きました。
「よーするにおむらいすじゃん」
と怒りたくならないでしょうか?

小心者の謝罪
もし全国の飲食店で、この名前でオムライスを出しているお店があり、
「うちのはそんじょそこらのとは違う」という矜持をお持ちの方、
申しわけありません。別に個人攻撃の意図はございません。


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