今日は、大正時代の関東大震災に由来する 「防災の日」です。 近所の酒屋さんで 「純水 長期3年保存可」という 2リットルのペットボトル水や、 スーパーで、 缶入りカンパンならぬ缶入りビスコを 見かけたりしたとき、 こういうものを備蓄しておいた方がいいかなあ。 気は心というしなあ。 もうすぐ9月1日だし、いい機会かも ……とか思っていたのに、コロっと忘れていたことを 今思い出しました。
日本中に、世界中に、何事もありませんように。
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結構年齢の行った人に限定した問いかけなんですが、
「昔メロンパン嫌いだった人、手挙げて!」
そして、
「その理由がレーズンが入っているからだった人?」
もちろん、ベーカリーの商品なんかで 独自に入れているものを売っているところも ありましょうが、 最近の大手製パンメーカーのメロンパンで、 レーズン入りのものってまず見ません。 けれども、昔のメロンパンには、 なぜか必ず「間違って入った」としか思えないような 申しわけ程度のレーズンが焼きこまれていました。
私もレーズンは余り好きでなかったので、 レーズンなんか入れなきゃいいのにと思い、 指で取り除いて食べていたクチでした。 今はレーズンもメロンパンも大好きなので、 あの頃のスタンダードを、 もう一遍食べてみたい気がします。
それから、最近のメロンパンって、 表面の皮が、口の中で痛くないですか? しっとり系を余りみかけなくなった気がします。
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「アンパンマン」の作者やなせたかしさんは、 アンパンマンの妹分キャラ・メロンパンナを 生み出すに当たり、メロンパンを食べ続けて イメージを膨らませたとか。 愛らしい顔、はつらつとして好ましい性格、 鮮やかな緑のマント、 声優かないみかさんの甘い声も手伝って、 子供が「かわいいっ」と素直に反応できるキャラです。 うちの2人の娘も大好きでした。 ただ残念なのは、 彼女、顔を食べさせるわけではなくて、 甘い緑の汁(ジュース)を搾り出すんですよね。 兄貴分の二番煎じをためらった結果かもしれませんが、 正直それはないだろうと思います。
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私が次女出産で入院していたとき、 スーパーやコンビニで御飯を調達することの多かった 長女(当時小4)の話ですが、 彼女はおやつ用かごはん用か、 とにかくメロンパンを買ったことがあります。 普通子供は、買った菓子パンは即座に食べるものですが、 なぜか買うだけ買って、食べるのを忘れていました。
その何カ月か後、10月だったか、11月だったか、 忘れられたメロンバンが 当時使っていたバッグの中からひょこっと出てきました。
暑い夏を乗り越えたはずのメロンパンは、 見た目、腐ってもおらず、カビも生えていなくて、 ただただ、賞味期限の「2000.7.X」という日付に ギョッとしただけだったのですが、 袋を開けると、製菓用リキュールのごとき 甘く芳醇な香りが漂いました。 いや、メロンパンって、 もともとそういう感じのパンではあるのですが、 とすれば、 何カ月もの間、ほとんど変化なしとも言えるわけで…… 一体、袋の宇宙では何が起きたのでしょう。
当然、食べるのは無理と判断し、泣く泣く捨てましたが、 まんが「もやしもん」の沢木君に見せたら、 一体どんな菌がいたのか、非常に興味深いところです。 もやしもん 講談社の青年誌イブニング連載中の 農業大学を舞台にした、菌とウイルスと酒の物語。 造り酒屋の跡取りもいて、酒造の話もしばしば出てくるが、 作中の大学に、醸造学科はない。 大学の新入生である主人公 沢木 惣右衛門 直保(さわき そうえもん ただやす)は、 「もやし屋」と呼ばれる種麹を扱う店の次男坊だが、 幼少の頃から菌が肉眼で見えるという能力を持っている。 沢木の先輩・美里薫が、笑い飯の西田そっくりな関西人なので、 まんがを読むと、せりふを西田の声に変換してしまう。 10月から放送のアニメではプロの声優さんが演じるらしい。 当然といえば当然だけど、ちょっと残念。
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