土曜日生まれは腰痛持ち

2007年12月25日(火) shop99の野菜で作るビーフシチュー

本日の日記をごらんになる際の推奨BGM…SHOP99のテーマ
もっとも、あの曲は最近、
増谷キートンがピンクマンのネタをやっているときぐらいしか
聞けない気がします。
というか、うちの近所のSHOP99では、
4年前のオープン当初は盛んにかかっていましたが、
最近は有線のJ‐POPばかりです


ビーフシチュー、お好きですか。
あの、スネ肉をことこと煮込み倒して
ぷるっとなったゼラチン質がたまりません。
うちでも寒くなると、時々作るメニューの一つです。
スネ肉が安いときに買ってフリージングしておき、
食べたくなったときに、ほかの材料を調達して作ります。

材料は…
思いつく限りの野菜
(玉ねぎはもちろん、
ニンジン、ジャガイモ、エリンギ、ブロッコリー、
場合によっては大根、白菜、オクラなんかも十分いけます)
コーラ
(スネ肉を一晩漬け込むのに使います。
300〜400グラムに対して250〜300ミリリットル。
お肉が浸るくらいの量)
コンソメブイヨン、塩コショウなどの調味料適宜
バターか、あればサワークリーム
トマト缶詰
(ホールタイプを煮崩すように使う)

うちには圧力鍋がないので、普通の寸胴鍋で
トータル2〜3時間、火を調節しながらことこと煮込むのですが、
圧力鍋があれば、もっと時間を節約できるでしょう。
とにかく、スネ肉の煮込み加減がポイントです。
スネ肉が十分煮込まれていれば、
当然ほかの野菜は十分過ぎるほど「出来上がっている」からです。

玉ねぎをしなっとするまで炒めたところに
肉をコーラ液ごとばっと入れ、さっとかき回すように炒め、
その後、ほかの野菜類を適当に入れて、さらに軽く炒めます。
別にこの段階では、そんなに火が通っている必要はないので、
適当なところで水をたっぷり注ぎ入れます。

コンソメブイヨンは、入れても入れなくても構いません。
最後に食べられる味になるように調味すればいいのです。

また、例えばジャガイモは後から入れた方がいいという
見解もありますが、
なあに、一皿2,000円取るレストランのメニューじゃあるまいし、
自分や家族が「おいしかったー」と思えればOKなので、
原形をとどめていないジャガイモも、
それはそれで御愛嬌だと思います。

キノコはマッシュルームよりエリンギをお勧めします。
手に入りやすいし、どれだけ煮込んでも、
きゅこっもきゅこっという独特の歯ごたえが残る
奇跡?の食材です。

まず、水(またはスープ)で1〜1.5時間煮込み、
お肉が十分煮込まれたのを確認してから、
トマトの缶詰を煮崩して、
さらに1時間ほどことことと煮込み、
(火は鍋の沸きぐあいを時々確認して調節してください)
全体がどろっとして、くすんだオレンジ色になったら、
味見しながら調味して、
最後にサワークリーム(的なもの)を好きな量入れ、
あとは好みのパンを添えて食べるだけです。

ワインを使っていないので、小さいお子さんにもお勧めです。
まあ、たとえワインを使っても、
調理段階でアルコールは飛ぶわけですが、
チーズフォンデュに使う白ワインって
何か甘ったるいし、要らなくね?と思っているような、
要するに、ワインと相性の悪い方にいいのではないかと。

問題は、
これを「ビーフシチュー」だと認識しているうちの家族が、
外でちゃんとしたものを食べたときに、
「え、ビーフシチューって、こんなに上品だっけ?」
と、口に出して言ってしまうんではないか…
と思われる点です。
つまり、あんまり高級そうには仕上がりません。


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ユリノキマリ [MAIL] [Saturday's Child] <