土曜日生まれは腰痛持ち

2008年08月21日(木) 福島県民の日に

こういうことを書くと、
貶していると解釈されるであろうことを書くので、
具体的な場所は伏せさせていただきますが、
市外の某博物館的な施設に行ってまいりました。
まだ使ったことがなかった高速バスを利用し、
JRよりも110円安く済みました。

福島県民の日のため、入場料は無料とのことでしたが、
無料になるのは常設展示だけで、
特別展示の観覧も希望したら、結局通常の料金を取られました。
大した額ではないけど、納得いきません。
通常の常設展示との差額だけとか、
特別設定の料金にしてくれてもよさそうなものなのに……。

気を取り直し、展示物をそれなりに堪能した後、
館内のレストランで御飯を食べたら、残念ながらイマイチ。
ここまで「1勝2敗」って感じです。

来たばかりの頃は視界を遮るように煙っていた雨も上がったので、
傘が邪魔っけだなあと思いつつ、駅まで歩いてみることにしました。
歴史的背景から、全国的にも何かと話題になる土地で、
観光の要素もふんだんにあるまちです。
意匠の凝った路線バスも走っていましたが、
乗るほうではなく、外からそれを眺めるほうを選びました。
そんなこんなで、そこそこ散策は楽しめました。

土地が生んだ有名政治家の銅像も見てきました。
既に故人ですが、高潔なる人柄で尊敬され、
我が県で初の首相か?と目された方です。
持病を理由にオファーには首を横に振っていましたが、
そうした人物像は海外メディアでも話題になり、
病気を心配する声も上がっていたと記憶しています。

市街地というか駅周辺に出てみると、
宝くじ売り場が多い気がしました。
「スクラッチくじ5枚」という半端な買い方をすると、
「ここから選んでください」と、
5枚入りの袋を5つぐらい差し出して選ばせてくれたのですが、
自分の地元では、こういう経験はありませんでした。
気のせいではなく、
宝くじ熱の高いまちなのかもしれないと思いました。

ショーケースに入った商品を従業員にとってもらうミスドがあり、
「D」で始まるファストフード店があり、
男女のトイレが奇数階・偶数階に分かれている
天井の低いデパートビルがあり、
何というか……自分が高校時代までを過ごした、
二十数年前の郡山を彷彿とさせる場面に何度も出くわしました。

結論……また無目的に来て、ぶーらぶらしてみたい街です。
駅前でレンタルチャリでも借りられたら最高なのですが、
見つからなかっただけで、あったかもしれません。

帰りはJRを使いました。

どんだけ伏せても、わかる人には特定できるんだろうな。


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