2008年08月10日(日) |
ここを読んでくださっている方の平均年齢を知りたい。 |
私ごとですが、1カ月ほど前めでたく40になりました。 「あると思います」の決め台詞のエロ詩吟で 最近人気の漫才コンビ“天津”のツッコミ木村君(熟女好き)によると、 「女は41歳から」だそうで、なぜ40歳ではないかというと、 「40歳は、まだ40になったことにはしゃいでいる」からだとか。 確かにそれ、「あると思います」。 今さら落ち込んだり、自虐的なことを言ったりするのも芸がないからと、 なぜかキャッキャする方に走っている自分がいます。
そういえば、20年近く前、 「41歳死亡説」という本が話題になったことがありました。 かすかな記憶ですが、 たしか昭和34年以降に生まれた人の平均寿命が41歳になるとか、 そんなショッキングな内容だったような。 お役所等が、 「ゴミ減らしのため、燃えるごみは自宅で燃やしましょう」と 家庭用焼却炉を奨励して間もなく、 「ダイオキシンの発生心配だから、そういうのヤメテっ」などと てのひら返したようなことを言い始め、 混迷を極めていた時代だったと記憶しています。 昭和34年生まれの人は、ことしで49歳になっているはず。 その世代、結構な数御存命のようですから、 まあ、極論はウケるというタイプの本だったのでしょう。 環境汚染やら、食品添加物やら(添加物どころじゃないけど)、 メンタルヘルスの危機やら、全く解決していませんしね。
「エスカレーター」「コンビニのおにぎりの棚の前」 「銀行のATMの前」「バス待ち中」 8月に入って今まで、この四つの場面で、 全く同じ「イラッ」を感じました。2.5日に1回の計算です。 「自分の前の人にいた人が小脇に抱えた傘が、 自分の鼻先にぶつかりそうっ!」という、 イラッとする上に危ない状況です。
この四つとも、前にいたのは当然別人で、男1、女3の構成ですが、 全員「60は下らないであろう風体の小柄な人」でした。 私は、生きていたら今年で95になるおばあちゃんに、 「傘の先を地面に向けると傷むから、先を上向きに持て」 と言われ続けてきました。 先っぽにしずくが集まったり、地面についたりするので それが原因で「傷む」ということだったらしいのですが、 それじゃあ傘の柄の意味がないじゃんと、 到底素直に聞く気になれない意見でした。 傘を小脇に抱えていたのがみんな高齢の人だったというのは、 おばあちゃんの言い分と、何か関係ありそうな気がします。 手にはほから荷物があるから、 傘の先端を地面と接触させないように持つには、 ああして持つしかないしねー。生活の知恵なんだねー。
…………… それでも、「まだ」40の私は、やっぱり言いたい。 「ちったぁ後ろにも目配りしやがれ、ババァ(orジジィ)!」
ところで、エロ詩吟ネタは全くツボでないのですが、 あれだけインパクトある相方(ホケ向君)に負けず、 よくぞ木村君は、単独での人気をかち得たものです。 それはそれとして、まだまだコンビで頑張っていただきたい。
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