2008年08月08日(金) |
ポニョってきました。 |
話題の宮崎アニメ「崖の上のポニョ」を 福島フォーラムで見ました。 この劇場は、少し前までは 「飲食を禁止して静かな環境で鑑賞」というスタイルで、 正直、飲み物もダメというのはちょっと厳しいかなと 思っていたのですが、 しばらく行かないうちに、ちょっと緩和したようで、 次女と2人、ポップコーンと炭酸飲料を楽しみながら 映画を見ることができました。
肝心の映画については、 ここでああでもない、こうでもないと書くまでもなく、 もっと参考になるサイトがたくさんあると思いますので、 あくまで個人の感想というか第一印象だけ記しておきたいのですが、 微笑ましくて憎めない、 ちょっとおかしなボーイ・ミーツ・ガール映画でした。 深読みしようと思えば、幾らでも深読みができるでしょうし、 ちょっと調べれば、宮崎さんのお考えもわかるのでしょうが、 初めて会ったときからお互いが特別な存在になり得る、 そんな出会いの妙に時めいたり涙したりしたい人に お勧めします。 最近よくある「〜する○○の方法」だの 「幸せになる〜」だのというタイトルのおしゃれラブコメより、 ずっと率直で、応援したくなる性質のものです。 宮崎さんの声優嫌いは相変わらずなようですが、 そこはもう云々しても仕方ないし。
「嫌なヤツが出てこない」というのもポイント高いと思います。 よく考えるとシャレにならない状況においても、 みんな元気で、絶望感がなくて、いい意味で能天気でした。 ちょうど、往年の「パンダ・コバンダ」なんかを見たときの、 「ナンカ・イインダ」な感じを味わいました。 駄洒落下手ですみません。 しかも「パンダ…」は、正確にはタカハタ監督作品だしなあ。
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