今日は“ポンペイ展”の最終日だった。ところが結局出かけずじまい…ρ(。_。) まだ日数があるうちは「明日こそ行こう」「来週こそ行こう」「今度にしよう」 実際、昨日行こうかと思ったが、たまった家事を片付け、ほんのちょっとだけ♪と 転寝したら午後になってしまい「明日でいいや〜」と、またいつもの悪い癖。 そしたらこの冷雨!最寄駅は歩けば遠いし、そもそも会場のある両国も遠過ぎた。 やっぱり、土曜日のうちに行っておくべきだったなぁ…(-_-;)
宣伝用ポスターで見たのは、パン屋の夫婦を描いたフレスコ画(下図)である。
勝手に失敬した画像(~_~;)σ
黒々繋がった眉に秀でた鼻梁とその明眸。異人種間の混血を覗わせる彫りの深い 風貌は、現代のイタリア人にも受け継がれているのが、容易に認められる。 ローマ統治時代のエジプトでも、ミイラを納めた棺には、顔料を用いた同じ手法で 生前の故人の肖像が、達者な筆で生き生きと描かれていたのを思い出した。 それは中世の画一的な聖人像などと比較しても、遥かに写実的なものであった。
不謹慎だが、ポンペイと聞いてまず浮かぶのは何故か『○門○交図』…|_ー*) 売春が世界最古の職業とは周知の通りで、例えば、古代ギリシアには さしずめ日本の芸者に相当する“へタイラ”と呼ばれる女性たちがいた。 (“ポルノ”の語源は、ギリシア語の“ポルネ(娼婦)”であるという) 春をひさぐ彼女らの身分は自由市民でこそなかったが、高官たちの酒席に侍り 知的に鍛錬された女も多く、数奇な一生を送ったヘタイラの逸話には事欠かない。 ポンペイの出土品の中に、娼家で繰り広げられる営みを描いた壺があった筈だが それもこのポンペイ展で展示公開されたのかしら。ちょっと気になる(ー_ー*)
返す返すも今回は残念だったけれど… まぁいいや、いつか現地に行って見れば。
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