梅雨冷えの肌寒さも去り、夏がメキメキ本領を見せ始めている(-_-;) 今日も暑かった。台風の影響だか、生ぬくい強風がびゅうびゅう吹き荒れ エアコンを効かせた部屋を一歩出ると、素足の裏に温まったフローリングの床が。 窓からの陽射しにジリジリと熱せられたダイニングルームの空気に触れて 「あ〜これから本格的に暑くなる…」と思った途端、もう何をするのも気だるい。 夏と言えばビールが旨い?そんなもん、夏に限らず年中飲んでるじゃないか。 とにかく、不健康なアタシは夏が最も苦手である。
ベタベタ感全開で不快に暑苦しい日本の夏も、良いことが全くない訳ではない。 ぼさっとしていると「えっもうこんな時間?」で、7時半を回っても西の空が 明るいので、休日などは、まだ一日の大半が残っているような錯覚を起こすし 仕事の日も「今日はこんな明るいうちに帰れた♪」とか、その日の残りを有効に 使えそうな(実際は帰って寝るだけなのだが)ささやかなオトク感が得られたりする。 また、7月中旬になると学童たちが一斉に夏休みに入るので、朝、道一杯にのし歩く 登校途上のランドセルをよけずとも、駅に向かうサイクリングロード(遊歩道)を 爽快にかっ飛ばせる。まぁそんなとこかなぁ…(む、むなしい(-。-;))
夕方、近所のスーパーに行くと、入り口のところに短冊を沢山結んだ笹が 飾られてあった。おおそうだ今日は七夕さま、夏の初めの風物詩(*^o^*) どれどれと思わず立ち止まり、短冊に書かれた文字を読んでみる。
おとうさんのしごとがうまくいきますように
大すきなめいこ先生(仮名)が新しい先生になりますように
クロールと平泳ぎがうまくできるようになりますように
鉄郎(仮名)がみんなと仲良く楽しい学校生活を送れますように
新しい家族が沢山増えますように
…などなど。笹を据えた脇の机には、短冊の束とサインペンが置かれ 「自由に願い事を書いてつるして下さい」とある。そうか、今日は日曜日。 文字を見ると、それは大人が書いたものか、子供が書いたのかが分かる。 買い物に訪れた親子連れが、願いごとを語らいながらしたためて行ったのだろう。 自分も何か書いてみようかと思ったが、書くことがないのに気付いて止めた。 今更「あれになりたい」も「こんなことをしてみたい」もない。浮かぶのは夢だとか 願いとかいった類のものではなく、もはや現実的で利己的な味気ないことばかり。 アタシって、こんな寂しい大人になっちゃったんだなぁ…。
東京の空は薄墨色で、雲と一緒に数えるほどの星がぽつぽつ瞬いている程度である。 女神ヘラの乳が川になったという天の川を、アタシは実際に「これがそうなのか!」 と見たことがない。田舎の空は、連立する製紙工場の煙突から排出される煙で 東京に劣らず星がなかった。本当にこの闇の先に目を凝らすと、あの夥しい星屑の 群れが長々と横たわり、幾万光年の彼方から光を燦然と発し続けているというのか。
せめてこの夏、ぱぱとの地中海クルーズくらい実現するといいんだけど(ー_ー*) (社員旅行はこの際どうでもいい)
 ↑皇帝占星術で得た恋愛運↑ (ほんとかなぁこれ(*^o^*))
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