みちる草紙

2004年10月06日(水) どうせなら 1/f 揺らぎの方が

何日ぶりかに晴れたので、朝からシーツやカバーなど、溜まった洗濯物を思い切り干す。
昨日までの肌寒さも和らぎ、空気がひやりと心地よく澄んで実に爽やか。
という訳で、今日は洗濯と掃除に励んだ。(何故か炊事だけはさり気なく省く)

会社勤めに追われた日々は、休みの日はグッタリ疲れて起きられず、こんな風に
居住空間を整頓するゆとりもなく、人が訪ねて来る日以外、部屋はちらかり放題であった。
ものがあるべき場所に収まり、清潔に整えられている状態とは、そこに住む者の精神も
安寧に保ち、逆に、忙し過ぎる生活は人間を駄目にするものなのだ。

このストレスの堆積のない毎日がずっと続けばどんなにかいいのにと思うが…。
ただ一つの弊害は、ストレスが減ればその分確実に太るということ。
それは、長い入院生活で証明された。身をもって。

こうして一日穏やかに過ごしていたが、24時近い夜中に地震があった。
今のは?と思う間にもかなり大きな横揺れが延々と続き、水をごくごく飲んでいたもんも
ハッとこちらに向き直り息を詰めている様子。傾けて置いたワインボトルが
本棚でグラグラと揺らぎ、戸棚の中のカップがカチャカチャ鳴る。微かな胸騒ぎ。
今、この本棚と戸棚がアタシの上にまっすぐ落ちてきたら…!(゚_゚;)
しばらくして揺れが止まったのでテレビを点けた。『テレビ局の震度計は震度3を…』
とのテロップが。嘘だ、あの揺れ方は3どころじゃないぞ。4はあった筈だ。
ニュースをやっているチャンネルを探すと、各地の震度が関東地方を中心に広い範囲で
表示されてあり、思ったとおり、23区はほぼ4となっている。

今度は地震か。またぞろ新しい台風も近づいていると言うし、今年は一体どうなってんだ。
阪神淡路大震災の時のように、そろそろ被災グッズを常備しておく必要がありそうな。
アタシの平穏な日々は、ことによれば天変地異によって破られるのか。


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