ふらりん。
という形容詞がピッタリなあたしは春の風に吹かれて病院へ行きました。 精神科のほうで、通い始めてから一ヶ月とちょっとです。 風も強いし 寝坊はしたし 診察受付時間にはとうてい間に合わないと重々承知しながら それでもふらりんふらりんと 決められた予定をロボットのあたしは 病院への道を、歩いてゆくのでした。
どうやらわたしには一日の対人行動プログラムがついていて、 一日が始められたなら、忠実にそれをトレースします。 でも本体のあたしはあまりそのスピードにはついていけていません。(きっぱり) だて元来ナマケモノの遅刻魔なんだもの…。
到底行っても間に合わないとわかっている場所やら 行けば自分を傷つけるだけの予定だと判っていても いやむしろそういう予定であればあるほど それでもなぜか、あたしは突き進んでいってしまうのです。 強迫的にプログラムのトレース。
こういうのの解除キィとかって、どこにあるんでしょね。
しかしまあ病院はとてとて歩いて駅から3分の曲がり角、 矢野顕子の「牛乳の空きびんが目じるしさ」みたいに行けば嬉しいのに 実際は地元の事業家のおじちゃんが根性で出るまで掘った 温泉(その名も太古の湯=ヘルスセンターお風呂やさん)がめじるしなんですが そこを曲がったとたん、てっきり道に迷ったかと思って呆然。 こんな景色あたし知らない。 ここどーこだ? 気分はすっかりワンダーです。
しばらく呆然として気がついたこと。
「なんだ、春になったんだ。」
だって、この間来たときはまだ桜が咲いてたんだもん。 木なんて、みんな、まだ裸木だったのに。 それがもしゃもしゃの緑に覆い尽くされているもんだから…。
まるで別の道みたいでした。 ちらりと なにかひとつの手はずが狂っただけで ひとって簡単に「ふしぎの国」に放り出されるものですね。
そんなわけで受付時間を過ぎること20分でドアの前に到着。 ふつうなら間に合わせようとするんだろうなと思うんだけど、 十年近くの皮膚科通いで病院慣れしてしまった心臓は ものすごく適当にできていて診察受付時間が過ぎていようと気にしません。 いや、もともとの性癖が時間にルーズすぎるとかっていう話もあるんだけど。 受付の看護婦さんに殊勝な声を出してこう言います。
「あのう、すみません、、、時間過ぎちゃったんですけど、ダイジョブですか?」
これでもう、オールオッケーです。 初診ならともかく常連の患者に 3時間後にまたいらっしゃいなと路上に放り出す医者も看護婦も この世の中には滅多にいない!ということをしっかり学んじゃってます。(鬼) しかもあたしの罹っているのは精神科。 これだけ揃えば条件はカンペキっ!
と心のどこかで計算ずくでやっているところがものすごーく鬼畜だなあじぶん!(@▽@);
(でも実際気分はよくなかったんですけれども…) (傍から見ても十分くらーい顔でふらついていたんだけども…) (と、言い訳がましく言ってみるんだけれども…)
担当医、今日のヒトコト。
� 屬┐辰函△修慮紊蓮ΑΑΑΑΔ茲�・・・・・なってませんネ」
�◆屐�SSRIについて)本当は一日に4錠くらいドカンと行きたいんですけどネ」
ドカンって、 ドカンって、、、せんせい、、、(絶句)
ええと、初診のときに 神経症と言われながら抗鬱剤を何種類か処方されたわたしは、 最近流行のSSRIのルボックスを50mg初回からもらっていたのです。 一緒にもらってたドグマチールは一週間で処方から「消しました」。
理由:名前がおどろおどろしくてヤダ。(副作用で太るのもヤダッ!)
……こんな患者イヤだ。
SSRIのほうは効くまでに時間もかかるということで 増量もされずに今まで生き残っていたんですが、 今回、それが処方から切り替わる気配を感じてあたしはやんわりと必死に阻止しました。 だって寝る前に一回処方で効くSSRIなんてパキシルに決まってるじゃないかー!
あたしはパキシルをきらいになることに決めたんです。<根拠なし。(笑)
というわけで何やかやの問答のあと、結局 ルボックスが増量されつつ継続でカルテに書き込まれていました。
でもこのルボックスって、ボルボックス(植物性プランクトンの名前です、 まあるくって緑で半透明にみえて中にもころころが入ってて可愛いんです!)と 名前は似てるのにちっとも可愛くないのがいつまでたっても不満でならないよ…。 色だってみどり色じゃないんだもん…。<ただの生物好き。
そうして不眠用にマイスリーというお薬を「舞い戻らせました」(笑) 眠れないからと言って半月まえに切られたはずのお薬、 今のより飲みやすくて不安も抵抗もなかったという理由で復活成功です。 かわりに倍量に増えちゃったけどさ……。
中期作用型だったレンドルミンとも抗不安剤だったメイラックスとも 二週間でさようならです。ばいばい、おくすり。 飲みのこしが部屋のどこかに転がっていますがあまり気にしないことにします。 だってあんまり意味ないもの。 しばらくはデパスがあたしの味方です。
一週間経ったらまたココへ来なければなりません。
そのときまでに もっともっと、緑は濃くなっているんだろうな。
サトくんがこの緑を見ないでどこか知らないところへ行ってしまったことが なんだかどうしてもくやしくてならない。 と、 何を見てもどこかでふうっと感じるじぶんがいます。 どうして一緒に行っちゃいけないのかな。
春の、けむりみたいに。
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massage :
やっぱり、あんまり闘病っぽくないですね。(フゥ) それでもガンバレと思ってくれるひといましたら、 投票ボタンをぽちっとね、押してくれたらうれしいです。 (押してくれてる人ほんとにありがとうです。けどたぶん身内かな?苦笑)
はじめて読んでくれたひとへ。 あつかましいお願いですが できれば、過去ログの4月12日から14日までの日記を 読んでいただけたらとてもうれしいです。 今日のお話はどうしても、どうしても、前の毎日の続きになってしまっているので…。 みてのとおり長い文章なのですが、 時間がありましたら、どうぞおねがいします。
ひつようなのは明日までいきのびること。
どうぞ気をつけて、
上から落ちてくる、ひとつぶの雨だれさえにも気をつけて
おだいじに。
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