変にどこかが冴えた意識かかえて眠り食べ眠り食べ
夜がきて朝がきて 電話に跳び起き
じわじわと重くなっていく 夜がきてもあのひとの心配をしなくていい 眠れたかも 淋しがっていないかも
残酷。
あちこちの痛みだしたからだを おふとんのなかにじっと置く ふうっと意識がとおくなったら あのひとの記憶を鮮明にみた
ああ
夢じゃない
引き戻されて頭を抱えた、 涙が出ない てあしが もう いやだとうったえてる
これ以上誰もみおくりたくなかったのに ひきさかれたくなかったのに なくしたく なかったのに
みんないなくなる
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