2006年04月14日(金) |
南に堕ちるあいのうた |
じんわりと痛むあたまでかんがえるのです
あなたのこと あなたの決意 その居場所
あたしはあいかわらずそらわらい、 笑顔がやめられずに笑ってて ねえ、おとつい何があったっけ ……思い出せないことの増え
アルバイトはじめました ようよう、ふた月足らず、 ヘルペスで篭った時間を差し引けばひとつき イキタクナイヨと拒む体をとにかく立たせて つづける、詐欺みたいな先生業、にて
それが今のところ もっともあたらしい 私の「治療」。
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ともだちが、メールをくれた 所謂、自殺予告メール、というやつだった とてもとてもとても疲れた もう失うのは、たくさんだから
なにごともなく終わった今では あたし そのたった一行を いとおしいと思う
しらせてくれて、ありがとう。
感謝は春の雪のよに降ります 目をこらし、注意していないと はかなくはかなく消えてなくなる それくらいに 日常は激しいようだから
ただ
いつかあおい海の縁で、朝も昼も夜も かまわずきみと立てたならきっと あまたの知らないあいのうたで空を 満たしたいと、思った
蠍の燃えるそらの おしまいにならない、あいのうた
白い砂にからだうずめて
いつか
4月14日、深夜
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