夜の雨は すきなときとだめなときがあって 今日は、、、だめな、日
隠れていた不安が暴れだす しばらく忘れていた もしかして、脱ぎ去れたかもなんて こっそり期待していた、あの気持ち、が
やあこんにちは、離さないよ
そう言う。
雨の、降って降って降りつづけるひるま そのままやんわりとひかりをなくして夜へと突入 ざわざわとざわめくのはあたしの内部 オクスリを要るという かなしい内部
不安がパーツを解体して あたし ほどけていくじぶんを見る 痛みが今日はひどかった、その上に 上乗せされていく、からっぽの精神が てあしをばらばらと散乱させて
わらいながら なぜ あたしはわらうのか わからなかった
取り落とした文庫本の薄いページ、 くしゃりと折れて、やぶれそうで
4月12日、深夜
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