『 hi da ma ri - ra se n 』


「 シンプルに生き死にしたかった 」


2007年12月13日(木) 裂け目からひがしへ、つづく昼間へ。


ぼくが

まだ

傷口の淵にはんぶん足をとられたままでいるあいだ

あなたは

ゆっくりとむこうへ

まなこを強くもちすすんでいった、そのことが

うれしくて

うれしくて

うれしくて

うれしくて

すこしかなしい。




冬の雨はきらきらとひかるのだ。

三冬月半ば、真火


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真火 [MAIL]

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