『 hi da ma ri - ra se n 』


「 シンプルに生き死にしたかった 」


2008年01月12日(土) 脱線列車。

きれいに、あこがれる。
その空を、乞う。

ほんとうはね、
なんて、そんなもの奪われた言葉。
叱られないために身体は縮んで嘘を作っていく

膨らませて膨らませて
口を塞いだ、いつか思い出せない前に。
ほんとうのことは深いみなそこにしずめられた
鎖で縛られた箱のなか、「あたしはしらない」。

ずっと、しらないで
いのちがおわるまで
いけたらよかった。


細いやいばが思い出せとさけぶ。
わたしはそれでも耳をふさぐ。
空だけ乞いながら
耳をふさぐ。


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真火 [MAIL]

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