2010年06月15日(火) |
抱きしめる腕はだれのものと不安がしずかにさけんでいる。 |
活字で、まぎらわせないこと
疼痛
出どころのわからない、焦燥
急におそいかかってきたひとりぼっち
これから、しばらく…いつまでかわからないしばらく
だれにも
言葉をなげられないことに気がついた夜
パートナーにも口をふさいで、わらってた
苦しいに締め上げられても行くところがない穴がない
どうしよう
こわい
あたしほんとうはあかちゃんがほしかったのだろうか
あたりまえみたく、みんなが次々に手にいれていく小さなおとこのこやおんなのこ
あたしはあんまりこどもだから
だれも、抱き上げる資格はないと思い
……人形劇みたいな、でも現実、が目の前をとおりすぎていく
参加している気のちっともしない、めまぐるしい映像がびゅうびゅうと走っていって
あたし
こうしてうすくなっていくのだろか
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