マキュキュのからくり日記
マキュキュ


 (日記) してやられた!!! 人生最大級のサプライズ!!!その2


ウチの店は、殆ど最初は一人一人のお客さんが「怪しげだけれど、どんな店なのだろうか・・・」と興味を示して恐る恐る入ってくるようで・・・・・・。
お姉ちゃん目的でスナックと間違えてドアを開けてみた人などは「あっ、店を間違いました」とアタシの顔を見るなり、そそくさとドアを閉めて逃げて行ってしまう人も居るが(失敬なやっちゃ・・・!!取って食おうなんざ思っちゃいないさ!このアンポンタン!!)

でもドアを開け、そこで踏みとどまってくれた人は、男女を問わず次に又来てくれる場合が多い。
そしてウチの自慢は女性客が半々くらいな事。

アタシは店対客という壁を取りはずし、お母さんの台所に息子や娘や近所の友人が寄り集まる・・・と言うコンセプトで店を始めた訳で・・・、アットホームさと気楽さが売りなのである。
なので、最初は一人一人だったお客さんがいつか知らぬ間に、仲間になっていると言うことも多く、アタシ抜きで楽しんでくれていたりするのを横目でチラ見しながら料理などをこさえているのがとても好きなのだ。

時々その和を崩してしまうようなお客さんも居て、いくらお金遣いが良かろうがハンサムだろうが、地元で偉い人だろうが、あの店にそぐわないと思うと追い出してしまう事も有る。
やはり店のルール(皆で仲良く)や、雰囲気を重んじてくれる人しか入れたくないという強気な商売をしているので、お客さんの数も限られてしまうのだ。

でも、ケンさんの店もそうであろうと思うのだが、やはりデリカシーの無いお客さんや空気を読め無さすぎるお客さんは入れたくない。
平和に楽しんで他人の事や気持ちを大事にしてくれる人・・・・・・。
そんな人たちだけにあの店に居て欲しい・・・・・・。


ケンさん、エビさん、メイさん、のりちゃんさんは異次元から降りてきた魔界の住人なのでww、松本の地元常連から見ればかなり異色な方々なので、アタシや亭主も含め、最初はどう対応して良いのか皆が緊張気味だったのだが、30分後には人類皆兄弟とばかり和気藹々のノリになった。
そして店1時間後には店全体が一体となって盛り上がり始める。

そこいらで、ケンさんが「マキュ!! オリジナルを歌いなさいよオリジナルを・・・」と声をかけてくれたので、恥ずかしながら披露したら、案外好評だったのでホッ!!と一息。

ケン君ありがとうね。忙しいので大変だったろうに、アナタのお陰で忘れかけていたあの歌が復活できてとても嬉しかったです。
アナタにも魔界の住人達を是非是非紹介したかった・・・・・・。(涙)

その後の2時間目以降は、個人個人の勝手気ままなショータイムが始まり、一人一人が歌うたびにキャ〜キャァ〜歓声が上がり、徐々に止めを知らぬランチキめいた飲み会に・・・・・・。

やはりあの店は松本にして松本にあらず、ゴールデン街か鶯谷かと言う雰囲気に・・・。
ケンさんも一人一人と触れ合ってくれ、皆一気にケンさんの大ファンに。
魔界松本支部の狂乱の宴も最高潮に・・・・・・。

やがて12時を告げる金と共に、魔界の住人達は悪の巣に帰られて行きました。
アタシの予想通り、道案内役のダウアーが魔界にチョイ拉致されたようだけど、どうやら無事に帰されれたようで安心です(笑)

次の日に15年も行けていない松本の高級レストランに、アタシタチ夫婦も誘われていたのだが、亭主の膝に水が溜まりパンパンに腫れてしまって動けないからマキュだけ行って来てと言う。
高級料理と亭主の膝の痛みをハカリに掛け、ギリギリまで悩んだ挙句亭主を取ってご辞退させていただいた。
アタシは偉い!!

もう前夜のサプライズで十分すぎるほど幸せだった。
あまり一度に良いことが有り過ぎると怖くなる。


後々嬉しいメールやお電話やコメントをたくさん頂いた。

「人間のつながりに対してこんなに感動した事はなく、泣いたり笑ったり忙しい夜でした」

「マキュキュは凄い!! マキュキュに会って居なければ、あんな感動味わえなかった」

「凄かったですね!! 未だに信じられません」

「マキュキュがケンさんという人間性に憧れていた気持ちがとてもよく解りました」

「あの店は絶対に辞めちゃダメ!! マキュキュは今凄い良いオーラが出始めてるからどう転ぶか解らないよ」

などなど・・・。

アタシは己をよく知っているつもりだし、根っからのぐうたら人間でだらしなく、何もかもが中途半端で、あまり自分自身に自慢できるところがないのだが、日記を長年書いてきたお陰で、様々な人々と出会え、繋がってこられた。

好きこそ物の上手なれ、とはよく言うが、あんなに幼稚でこっ恥ずかしかった文章も、徐々にちゃんとした大人の人にほめてもらえるようにはなって来た。
多分、文章を書いていなかったら、ケンさんやべーやんさんやスローダンサーさんなどのそうそうたる人々とも出会えなかったと思うし、こんなにたくさんの友達も出来なかったと思う。
なのでコレからも日記でアタシの状況を包み隠さずご報告していこうと思う。

しかし、アタシは本当に幸せ者だ。
様々な人がこんなアタシを懸命に生かそうとしてくれている。
アタシはそんな人たちに今はまだ何も返す事が出来ないが、せいぜい凹んでいる人や淋しい人や今が辛い人たちが、アタシの日記を読んでくれることで、少しでも笑顔を浮かべてくれれば嬉しいし、アタシが皆にしてもらったように、いつか目の前で苦しんでいる人の助けや慰めになれたら嬉しいと思う。

店を辞めたと書いてしまってからから起こり始めた不思議な嬉しい事の様々を振り返り、総纏めで、最後の最後に、こんなとてつもない大きなドッキリサプライズがあり、もうこうなればアタシは店を続けるしか行き場所はないだろう!!!!!! と言う気持ちになった。

新宿の魔界住人達も、上田の神様軍団も、地元の神様軍団も、人数を増やしながら「辞めるな!」コールを送ってくれているような気がするからだ。

どうか皆様これからもマキュキュのからくり箱を応援してください。
皆様のご期待に少しでも添えるよう、アタシはできる事であれば何でもしますから・・・・・・。

ケンさん、エビさん、メイさん、のりちゃんさん、そして上田のあきらちゃん、なかじ君、シャクさん、今回は本当にありがとうございました。
あなた達はからくり箱の七福神です。

そしてそのケンさんに引き合わせてくれたtakami、本当にありがとう。


翌朝窓を開けてみれば一面の銀世界。
魔界の方々が無事に帰れるか心配したが、ケンさんから夕方帰宅したと連絡が・・・・・・。

本当に素晴らしいかけがえの無い一日を下さってありがとうございました。

なんだか文章が長すぎてしまい上手くまとまりませんでした。


2011年03月08日(火)

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