マキュキュのからくり日記
マキュキュ


 (日記) 長野呑んだくれの旅(その1)


日曜日の朝、高速バスに乗り、長野に向かう。
天気は生憎の曇り&時々雨。
でもそのお陰で霧に煙る神秘的な山々の景色を車窓から眺められ、それはそれで大満足。
前日は深夜まで店にいたのであまり寝てなかったけど、寝るのなんか勿体ない。
お出かけ好き、乗り物好きのアタシは、ずっと嬉しくて景色を堪能していた。

本当は11時チョイには着くはずだったのだが、高速を降りてからの渋滞で15分遅れで待ち合わせ場所に到着。
礼ちゃん、シンちゃん(礼ちゃんの息子さん)修ちゃん(共通の呑み友達)が迎えに来てくれていて、礼ちゃんの車に乗りかえ、念願だった海を観に新潟の能生海岸へまっしぐら。
途中で上越インター内に有る「きときと寿司」へ。

http://kitokito.jp/shop/jyoetsu.asp

朝から何も食べてなかったので(厳密には昨日の午後から)お腹もグーグー。
流石海に近い「きときと寿司」だけあって、ネタがどれもこれも新鮮で素晴らしく美味しい。
大トロも中トロも質が違うのなんの……。
4人で35皿ほどの寿司を平らげ、大満足。

アタシはここ数年間「海が観たい」「海が観たい」と、ずっと呪文のように言っ放しだったので、海が見えてきた途端に思わず涙ぐむ。
なぜにアタシは此処まで海に惹かれるのだろうか・・・・・・。
海を見ると、なんか母体の胎盤の中の羊水に浸かっているような安心感と安らぎを覚えて仕方がない。

波の音を聴き、波に手を付けて、ちょっと指先で塩の味を確認する。「ショッパッ!!」
普段歩かないアタシは弁天島に登っただけで、もう息も絶え絶え、太もも、ふくらはぎがパンパン。
でもなんて気持が良いのだろうか・・・・・・。

「あれほど来たかった海に来られてる!!!!!」
必要以上に感動する。

しばし海と戯れ、十分に海の景色を堪能した後、皆で鮮魚センターへ。
その日が泊まりだったので、大好きな蟹は味見させていただいただけで買わずにスルーし、焼き牡蠣やサンマやイカの磯焼き等を皆でつつき、イカワタの塩漬けなど、持ちそうな物を購入して再び長野方面にドライブがてら戻る・・・・・・。

長野に到着してから、夕食を食べに礼ちゃんのお友達の店、和風ダイニング「喜ら」へ。

http://r.gnavi.co.jp/n539600/

とは言うものの、昼間のお寿司や浜焼がまだ胃の中に残っていたので、此処ではビールで乾杯した後は、サービスで出していただいたツブ貝、信州サーモンの刺身などに舌鼓を打ち、絶品の卵焼きと、ホタテのクリームコロッケ、フライドポテトのめんたいバター和え等を注文し、水割りに切り替え、もうそれだけでお腹一杯で大満足。

さてといよいよ、今回のメインであるbar「GC−10]へ4人で繰り出す・・・・・・。

店に入った途端、母がやっていた頃のエポックのイメージがよみがえり、懐かしくノスタルジックな気持ちに・・・・・・。
店の作りといい雰囲気といい、本当に昔のエポックみたいだ。

マスターのNAOさん(40代)はまだ沢山の花々と格闘中。
花が大大大好きなマスターだそうで、カウンターだけの店なのだが(奥に泥酔客用の簡易ベッドがあるww)そのカウンターはいつも常に花で溢れているそうで……。
礼ちゃんも手伝ってようやく花々がいくつかの花瓶に収められ、改めてごあいさつを交わした後に、本格的な呑みに入る。(笑)

いつも礼ちゃんからマスターの事は聞かされていたのだが、本当にお話し通りフレンドリーで、超優しくて、楽しくて、穏やかな人で……。
カラオケがあるとは行くまで知らなかったのだが、それも嬉しく、後々には大変な事に・・・・・・。
そんなお店なのであれよあれよという間にマスターファンが次から次へ……。
カウンターだけの店は直ぐに満席に・・・・・・。

そしたらまたまたそこで物凄いシンクロニシティーが!!!!!!

ご家族でいらしたある常連さんは、芸能関連の仕事をなさっていた事があるそうで、礼ちゃんが「今日は松本から友人を連れてきたんですが、彼女亡き三木のり平さんの姪御さんなんですよ」とアタシの事を紹介してくれたら、な、な、なんとその方、映画の音入れの仕事かなにかで四谷の伯父の家に遊びに行った事があると言うではないですか。
そこでも又話が大変盛り上がりました。

やはり「GCー10」も大いにシンクロを起こす魔界でした。

その後全ての常連さんに紹介していただき、それからは飲めや歌えやで見境もなく大騒ぎ。
マスターも英語の歌など大変上手で、お酒も強く、みんなで一体に盛り上がってしまった。
スコッチウイスキーの水割りから始まり、バーボンのロック・ペルノーのソーダ割りと、ドチャンポンに呑みながら、朝の4時まで狂乱の宴は続いたのであります・・・・・・。

類友だとはよく言うが、GC−10も、からくり箱も、集まる人々はみな楽しくて温かく、こよなく同じ空気を醸し出しているお店なんだなぁ……。と改めて思った次第です。
昔はこんなフレンドリーにどの客も一体になって盛り上がれる店があちらこちらに有ったはずなのに、最近はごくごく少なくなってきたよなぁ……。

千鳥足でホテルの部屋に着いてからは、服を脱ぐ間もなくバタンキュー。
ベッドにうっぷしたまま、深い眠りに入りこみました。


翌日は戸隠・飯縄方面にドライブへ……。
さてさて、この続きは又明日。

※此処には画像が貼れず残念。


2011年11月01日(火)

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