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■ (日記) 水商売ってやはり必要不可欠な商売なんだろうなぁ…。
アタシは若かりし頃、水中バレエの仕事をしていた以外は、殆ど水商売しかしたことないんだけど・・・…。 たまに水商売って一体何なんだろうと思う事がある……。 無くてもいいようなものでもあり、有ったら有ったで良いようなもんだ。くらいの気持でいた事も有る。
お酒を売って、ツマミを売って、食事を売って、会話を売って、歌を売って……。 それでその店の雰囲気を気に入った人たちが、しばしその店をよりどころにして、まだどこかに巣立っていく……。
やはり、「止まり木」って言葉、アタシは大好きだなぁ……。 まさに、水商売って、何かに戦い続ける人間の為の、羽休めをさせるチョットした止まり木なんだろうね……。
何かに疲れていたり、ちょっと寂しかったり、ちょっと人恋しい人たちに取って、止まり木は必要不可欠な商売なんだって、誇りを持たなければいけないのかも……。 人の疲れをいやす立派な商売なんだとね……。
こんな御時世なので、その止まり木を維持するのも大変だし、少しは人助けになっているつもりで居ても、何の保証もなく、明日も見えぬ商売なんだけど、やっぱアタシは人間が好きだから続けられているのかもしれないなぁ…。 きっと、根っからの寂しがり屋なんだね…。
水商売を長年しながらも、いまだに商売だって下手くそで、いつもカツカツなんだけど、この商売がアタシの天職なんだろう。……ってか、これしか出来ないしね。(笑)
ある友人と最近メッセのやり取りがあり、凄くしみじみさせられる良い文章が有ったので、此処に載せさせてもらいます。
>お互いにこの年齢でまだ夢を持っていること。 >応援してくれる仲間がいて私達は幸せだと思う。 >たぶん刺激的な人生を颯爽とではなく泥んこで転んで歩くのが >私達には似合っているんじゃないの??
この部分を何度も何度も繰り返して読みながら、じわっと涙ぐんだりして、しみじみと、人間同士のつながりってありがたいなぁ…と思った。
アタシが水商売を長く続けているのも、そんな心の奥底が解り会える人間関係を築くためなんだと思う。 もうそうなると単なるお客さんではないんだよね……。 もちろん中にはお客さんに留まる人も(とどめたい人も)多くいるけど・・・…。 一人の人間対人間の心の交わり・・・・・・。 そんなものが大好きだから水商売を続けているんだろうなぁ……。
2011年11月17日(木)
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