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■ (日記)正直嬉しいような嬉しくないような複雑な気持ちなり。…の巻き。
売り上げが結構あった時や、小腹が空いた時など、時々通っているアタシの隠れ家「とりよし」さん。 このお店は、からくり箱から一本向こうの「裏町」という通りにある。 昔懐かしい大きな赤い提灯がぶら下がった、いわゆる「赤ちょうちん」である。 多分もう30年は営んでいるんじゃなかろうか…。
「裏町」の「赤ちょうちん」なんて、演歌の歌詞みたいで何ともソソラレやしませんか? 昭和イロ一色のこの店が、アタシは大好きだ。
とても小さな店なのだが、焼き鳥・クジラの刺身・その他諸々のちょっとしたツマミが置いてあり、ここの一番の名物は、なんてったって、華奢で寡黙な松原智恵子さん似のママさんが小さな身体を駆使して打っている手打ち蕎麦だ。 これがとても旨いの何の!!飲んだ後など最高である。
アタシは大抵は一人で行くので、塩とタレの焼き鳥を一本ずつと、ウーロン酎を二杯と、お蕎麦という、あまり儲けにはならないお客なのだが、夜中なのでそれくらい食べれば十分なのだ。
年の暮れ、やはり一人で寄って、それらをツマミに飲んでいたら、ママさんに「いつも来てもらうばかりで全然ママの店に行けなくて申し訳ない。それで、来年の新年会の二次会は是非ママの店でやりたいんだけど…」と言うのでアタシは喜んだ。
しかし話を聞いてみると、一人二千円の予算で10人前後。飲み物は持ち込むし、ツマミもお通し程度で良いので、カラオケを歌わせてもらう訳にはいかないか?と言うのだ。 まぁ、飲み物を持ち込んでくれるのはありがたいのだが、しかし一人二千円かぁ……。(正直、この不景気のさなか、土曜の夜の一人2000円はちょっとキツイなぁ……。) しかし、ママさんの人柄もあるし、ママの店はカラオケもなく、アタシの店とは畑違いの店なので、次につながるきっかけになるとも思い、快く引き受けたのだ。 背に腹も変えられんしのぅ…。
そして先週末の土曜日にママたちご一行がやってきた。 いらした人数は7人なので、売り上げは一万四千円。 カラオケがリースなので一曲200円は入れなければならず、かなり歌ってくれたので(汗)ほとんど儲けにはならなかったが、でも皆さん人柄もよく、アタシの歌のファンも出来たし、みんな楽しんで行ってくれたのでまぁ、良いか……。 40分ほど延長になったので追加料金として3000円だけ頂いた。
損して得取れだ!! 多分あの中の何人かは、再び来てくれるようになるだろう…。
土曜はその他には、てつが4人で来てくれたり、事務長やコマキや、ほかの常連たちでも賑わい、久々の満席状態になった。
そういう日に限っていつもならぐうたら神が、心待ちにしているような信大の教授などの小団体を、わざとらしく送り込んでくるという意地悪をするのだが、今回それが無かったのでホッとした。 なので断った客もなく、さして損をした気持ちもなく、土曜の一夜は楽しいままに終わった訳で……。
そのおかげで少しし払いができたので、一件落着だわ。(笑)
2012年01月24日(火)
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