声の音

2002年06月22日(土) 竹の鳴る音

嵐山は何年ぶりだろう…
と思ったら、14年ほどぶりだった。
下手をするとそれ以上。
うわ、それくらい前のことも憶えてるよ!
それくらい前にはもうとっくに物心が付いていたのね!
と思うと、ちょっと(何)。

そば、桜餅、ソフトクリーム、きんつば、湯豆腐
田楽、クレープ…と、
一口というのも含めると、そうそうたる食べたものです。
女が5人も集まると、こんなものですね。

工房に入らせて、見せていただいた友禅も
すごくきれいだったし、いい感じで。
職人さんというと、何となく寡黙で無愛想、という
イメージを覆す、新しいタイプの職人さん…でした。
他の職人さんに「喋りすぎ」って言われてたし。

いつか着物を作るなら、あそこで作りたい。
ほんとうに「いつか」って感じですが。

竹林の散歩も風情があり
竹が風で鳴る音もちゃんと聴いてきましたよ。
硬質で澄んだ音。
寂しい感じのする音なんだけど
なんだか、いつまでも聴いていたいような。
不思議な音でした。

帰りは、6時過ぎると本当に人気がなくなるんですね。嵐山。
友達に入れられた裏拳がちょっと痛い鼻の頭。


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水井ちな [MAIL]