合唱曲に「悪魔の飽食」というのがあります。 その(多分)元になった ドキュメント「悪魔の飽食」という本があります。
今日はその本を読み終わりました。 「悪魔の飽食」は第2次世界大戦中の 満州(中国?)にあった日本軍、 七三一部隊の本です。 七三一部隊は細菌等を中心とした部隊。
中国、満州、ロシア、モンゴルの人たち 日本に反抗した人たちを 生体実験などに使ったとされる部隊、ということです。
最初軽い気持で読んだんですが まず難しい。 引用文の平仮名部分が、全てカナで書かれているので 読みにくいのです。
それでも読んでいると 後は、戦争の恐ろしさと愚かさのオンパレードです。 それから、人間の恐ろしい頭脳。 拷問とすら呼べない実験の数々は とても「人」が考えたとは思えないくらいです。
読める機会があるなら 是非一度読んでいただきたいです。 その実験を行っていたのが 決して残酷でも、異常でもない 普通の、私達と同じ様な日本人であったと言うことが 余計に恐くなります。
私は普段、声高に戦争反対を唱えてるわけではないですが やっぱり無くなればいいと思います。
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