声の音

2002年07月13日(土) 本を売りに

急遽友達とお茶を飲みに行くことが決まったので
ついでに?まんだらけで本を売ってきました。

二人とも腕がちぎれそうな袋を持って
歩きましたとも。
人が溢れる土曜日の繁華街を。
その中にお仲間は確実にいるはずなのだが
こう言うときは世界に私達二人しか
そんな人間はいない気になるから不思議だ。

本はそこそこの値段で売れました。
その後ちらっと店内を見て(って2時間ですが)
足を延ばしてお茶を飲みに行きました。
店の中にご飯(パスタ)中心の店と、
喫茶店があるし、一体何を基準に集めたのか
簡単に判別できないおみやげなどが売っていて
ちょっと怪しい雰囲気ですが
大変美味しかったです。
店員さんも良い感じでした。

その後は買い物…するつもりはなかったけど
結果として、カーディガンを一枚(…)
全てボーナスが出ると信じて買っていますが
万が一ボーナスが出なかったら
本ではなくて体を売るしかない。
…が、本は売れても身体は売れない気がする。

夜は友達から愚痴のような相談のような電話が
かかってきました。
人の心って複雑です。

長い間集めた本を売る(あるいは捨てる)のは
かなり思い切りが必要です。
特に巻が増えればそれだけ思い入れのある
エピソードも増えるわけです。
それでも売った。
理由はまぁ、色々あるんですけどね。
そう言うのって、人とのつきあいにも似てる気がします。
違うのは、後でまた買い直しが出来ないところ。
ただそれだけです。


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水井ちな [MAIL]