声の音

2002年07月11日(木) 闇が広がる

友達から、ミュージカル「エリザベート」の
色んな版の曲が入ったカセットをもらったので
ここしばらくずっと聴いてます。
前回はウィーンライブ版。
今回はドイツ版・オランダ版・ハンガリー版。
感心するところも腰が抜けるところも色々あって
大変楽しいです。

このミュージカルには
「死」が、人の姿をして登場する。
主人公であるエリザベートを助け、見つめ、
そして、自分の世界へ誘おうとするもの。
「死」が人を愛する、
はたして人は「死」を愛せるだろうか?

この場合「逃げの死」は
「死」を愛したことにはならない。
それは別の誰かや自分を愛したために
「死」を選ぶのであって
「死」を愛したわけではないから。
と考えるのがいいんだろうか。

ところで、私が好きな「闇が広がる」は
エリザベートの息子ルドルフと
「死」=トートのデュエット?です。
二人で絡むのが萌えるなー(笑)


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水井ちな [MAIL]