2002年06月11日(火) |
天気が良いけどこの湿度は・・・ |
いやぁ、昨日宣言したズル休みを今日決行。罪悪感を持ちつつ昼まで半睡して、映画を観にのこのこと渋谷に出かけました。それにしても、スゲー良い天気なのにスゲー蒸し暑い!これじゃピッチの上はなおさら。サラリーマンがさぼって映画館で寝ている気持ちが判らんでも無い。 さて映画1っ発目はJET LEE主演「The One」。新宿に移動して香港映画 「拳神」、予告編では初めて「吹替え版 :スターウォーズ〜」を観たのだが、ヨーダの声が「うる星やつら」のチェリー(永井一郎)でやんの!これって誰もが望んだキャストだよね?台詞も語尾に注目「クローン戦争のはじまりじゃ!」とか言っているからかなりマッチしてる(「定じゃっ!」って言って欲しい)。一服してファレリー兄弟最新作 「愛しのローズマリー」...と一気に3本観て心の潤いを取り戻したつもりが複合的な理由でかなり凹んでしまった。結局、またもや私の心と脳に欠陥が有るんじゃ無いかと思ってしまうニガいSpecial Holiday。
『The One』:できる限り日本公開の有るリンチェイ映画は劇場で観るつもりでいるのですが、どれも公開期間が短いのでもたもたしてると終わってしまう。この作品も一部を除き今週いっぱい、僅か3週ですよ!まあ、サッカーフィーバーのこの期間に上映してそこそこ結果出すには、絶対無敵のブロックバスターMovieか、固定客の付いている作品しか無いんだろうね。 で、内容ですが特撮込のアクションとしては「ロミオ・マスト・ダイ」よりは数段吹っ切れたストーリに、VFX、そしてアクションシーン。何よりこれまでの作品ではあまり多く登場し無かった太極拳的(八卦拳)な円の動きによるアクションがかっこいい。因に李蓮杰によるこの動きがもっとも堪能出来る作品は「マスター・オブ・リアルカンフ−/大地無限」である。残念ながら課題のラブシーンは今回もお預けですが、125人のリンチェイがいると言う設定なので金髪のリンチェイ、ドレッド、ロンゲなどちょっとした冠り物のリンチェイ(写真だけ)が見れるほか、「リーサル・ウエポン4」以来の悪役もだいぶ上手くなった。話の筋やSF設定考証等細かい事を考えては行けない、只々胸の空く様な痛快バカ・アクションでも有るのだろうが、ジェット・リーのアクションは何時観ても身が引き締まるのも事実。その演技をもっと上手く活かすにはカメラをもうちょっと引きで全身を写した長回しのシーンを入れてくれた方がリンチェイの流れる様な美しい動きがもっと伝わると思う。 その他では、リンチェイのかみさん役で「スパイキッズ」(ママ・スパイ)のカーラ・ジグーノや、年輩時空捜査官に「サイダー・ハウス・ルール」(黒人の農夫頭)のデルロイ・リンド、若手時空捜査官に「スナッチ」(主人公のボクシングプロモーター)ジェイソン・ステーサムなど、面白い役者が出演。そして、アクション監督はリンチェイの盟友コーリー・ユエン。 ビデオになったら間違い無く回転する李蓮杰映画、でもアクションは大画面で観る程面白いので、今後につなげる為ビデオ屋さんにはJET LEEコーナーの設置を切に願う次第です。
『拳神』:くしくも、コーリー・ユエン武術監督の作品を2本連続。しかし、この作品も今週で終わり、公開3週目位だったかな?久々に広東語の香港映画では有るのだが、明らかに香港の若人向けのアイドル映画ですね。いくら特撮による修正が入っていても、リンチェイの本物を観た後だとアクションのキレに粗が見えてしまうので、見る順序を間違えたかな。それでも、武術指導のユン・ケイに加え、サモ・ハン、ユンピョウと七小福が3人も揃っているので要所の踏ん張りは効いている?お話は、圧倒的にゲームのパクリ「鉄拳」(主人公の髪型がまんま)「スト2」を中心にどっかで観た内容。それもそのはず、制作の王晶は「スト2」の完全パクリの為日本公開が不可能な“超級学校覇王”(最初は‘超級街頭覇王’だったが、あまりにもそのまんまなので改名した)の制作者。さらに、しっかりと確認していないのだが本作は制作にナムコが絡んでるみたい?更には、キャストの一人、サモ・ハンの次回監督作(ハリウッド監督デビュー作)はナムコの「ソウルキャリバ−」の実写版らしいです。以下後日記入・・・
『愛しのローズマリー』:後日記入・・・
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