昨日は昨日で、仕事の後職場の人と飲んでギリギリ若葉台行きの再終電車に間に合ったのはイイが、乗り過ごして稲田堤で降りて、のぼり電車が無いので友人に迎えに来てもらおうと思ったらどなたも不通で、仕方なく歩いたさ、雨の中。たら、帰り道に有ったはずの高校の頃の友人の家が道路拡張のために無くなっていたのには驚いた。なくなるとは聞いていたが、その友人は今イギリス留学中なので、多分行く前に無くなったのだろう。だよね? で、今日も昼から出勤するつもりだったのですが職場に行っても誰も居ない事が判明したので、急遽渋谷で『サイン』を鑑賞。なんか、全然面白く無いし子供騙し的で説法臭いオチに肩透かし。出口が階段からだったのですが、次の回には結構な列が待ち構えている。そこまでしてみたい映画では無いわな。 で、その後は渋谷AXで『SATURDAY NIGHT SHOW CASE』と言うイベントライブ。今流行りの“EGO-WRAPPIN'”や復活した“TOKYO No.1 SOUL SET”、その他‘DETERMINATIONS’‘RISE FROM THE DEAD&GAS BOYS’ちょっとしたプレミアチケットになっていたらしい。ま、ひとしきり盛り上がった後で友人と合流して一杯やって帰宅。
『サイン』*imdb: しょっぱなからネタバレっぽいけど・・・いや、もう殆どオチは「オーソン・ウェルズの火星人来襲」だね。M・ナイト・シャマランだっけ?この人は、とても一生懸命伏線をはる人なんだなぁってのは良く解るしそれを上手く纏めて上手に話を丸くおさめたいと言うのが十分伝わるし、その辺丁寧な作りだ。ただ余りにも正直に作ってあるので伏線が有る程度で揃うとオチがわかってしまう。それでも、判っていても、そのオチまでの緊張感を持続させるのは結構上手い。しかし、今回は宇宙人と子供と言うチョットえげつない、露骨に使いやすいネタなのでがんばればがんばっただけオチが陳腐にも見える。本人も意味無く(意味は有るンだけど流れの中において無駄)出演してたりする。その中で、役者的にがんばっていたのがメル・ギブソンの弟役で出たホアキン・フェニックスの、阿呆面が素晴らしい!まるでレイ・リオッタの様な歳の重ね方をしていたのが面白かった。あと、マコーレー・カルキン、キーラン・カルキンに続く弟rローリー・カルキンが出ていたけど、兄弟皆顔が同じなのは笑った。長編デビューから一貫して子供を使い、意外性を売りにする。結構古風な作家気質な監督の職人仕事。
『SATURDAY NIGHT SHOW CASE』:順番は‘DETERMINATIONS’、“EGO-WRAPPIN'”、‘RISE FROM THE DEAD&GAS BOYS’、“TOKYO No.1 SOUL SET”です。個人的に‘RISE FROM THE DEAD&GAS BOYS’がベストでした。デも多分、会場のお客さんの6割が彼等の演奏が始まると一服しに会場の外に出ていたのには笑いました。それまでジャズ・スカと言ったオシャレで流行りの音楽に乗っていた客をラウド一発で意図的にひかせてた。ただ、前の二つよりも圧倒的に上手い。音もそうだけど構成もパフォーマンスも遥かに上手い。それは、トリを飾った“TOKYO No.1 SOUL SET”にも言えて彼等は最初の2曲の疾走観が良かった。
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