今日は、早退して『火山高』の試写に言ってまいりました。終映後思いがけない方にお会いして無理やりお茶に誘って一方的に話しておりました。お疲れのとこ申し訳ない。 で、『火山高』ですが、10月25日より開幕する第18回東京ファンタスティック映画祭のオープニングを飾る作品です。先週から発売されている前売りも即完売。ヤフオクでもプレミアがついている注目作!因みに、昨年のオープニングは『スパイキッズ』、クロージングは『13ゴースト』。そして今年のクロージングは“シークレット”と言うことですが、ズバリ『スチーム・ボーイ』辺りではないかと…?なんと言っても今年の末から来年にかけてバンダイビジュアル20周年攻勢がありますし。あと、『ロード・オブ・ザ・リング〜2つの塔』とか『ハリーポッターと秘密の部屋』なんか俗っぽくて良いかも。しかし今、調べていたらとんでもないことが発覚どうも『英雄』がプレビューの段階に入ってる模様。もしこれが来たらどないしよ。でも監督がチャン・イーモウだし、来るとしたら東京国際映画祭の方だと思う。てな感じで、明日は完全残業決定!・・・温泉でもいきてぇ!!
『火山高』:個人的におそらく通しで劇場鑑賞する初の韓国映画となったはすなのでが・・・全編吹き替えに解説字幕&ナレーション付(by古田新太)と言うオリジナルにかなり手を加えたコミックテイストな作りに。さて、その吹き替えもほとんど一線級のアニメで活躍する声優。以下参照:| 主役 | キム・ギョンス | 関 智一 | | ヒロイン | コ・チェイ | 林原 めぐみ | | 番長キャラ | チャン・リャン | 森川 智之 | | 生徒会長キャラ | ソン・ハンリム | 子安 武人 | | 妹キャラ | ソ・ヨソン | 宮村 優子 | | 子分キャラ | コル・ペンイ | 山口 勝平 | と、思いっきり狙ったキャスティング。ファンタのオープニングでは本作の監督・俳優以外にも吹き替えもゲストで来る様なことがあれば、もう狙い通り!個人的にはちょっと細めのスー・チーみたいなヒロインよりも、準ヒロインの子が可愛いと思ったのだが、声も性格もほぼ惣流・アスカ・ラングレー。番長は髪型といい戦い方といいまるで高山善廣。 さて内容は、う〜ん、結構期待してった分ちょっと辛さもあったかな。ザックリ評しますと『コータロウまかり通る』(作・蛭田 達也)meets『マトリックス』、バトルシーンは格闘ゲーム&ドラゴンボール以降のバトルものコミック。学園ものっと言うキャラ・コンセプトは『速攻生徒会』『風林火嶄』(→参照)などが猛烈に近いような…。 なんて書くとけなしているようですが、悪くはありません。学園もの、それもヒロイン学ランってとこで60%位成功したも同じでしょ?国産ワイヤーアクション&CG処理(校舎の質感や陰影など)もかなり細かい所まで作りこんでいて違和感なし。キャラ立ちもよし。ただアクションが、やたらスローやタイムスライドを多用し、大幅にカット数を増やしているので、香港アクション(特にジェット・リー)に親しんだ者としてはちょっと緩いかな。バカ映画としては文句無しなのだが、漫画で育った私にはあまりにセオリー通り過ぎて、何か足りないカタルシスに最後まで悩まされた110分はちょっと長く感じたなぁ。正月第2弾、東急系で公開だそうです。
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