春のせいだろうか、気もそぞろ、何事にも集中力を欠く。追い込みで踏ん張り所の仕事もポカが目立つ。そんな最近だけど、どうも春はついているらしくて、先日、加入している電話会社の懸賞で“ビクターDVDデジタルシアターシステムTH-PZ1”と言う物が当った。昨年も、春にラヂオのクイズ番組で16000円分のCD券をGETした。因にその番組は先週最終回で、残業で会社に居た私にいきなり電話をかけて来て、最終回なので番組初の高額商品獲得者としてコメントを求められてしまった。財布を落したりなんだかンだとサプライズが続く3月だが、“禍福は糾える縄のごとし”このラッキーのしっぺ返しとして何時どんな、禍が降り掛かるやら。
そんな月末に、かなり退屈な作品を観て来ました。こんな、何の感想もで無いぐらいどうしようもない作品を売らねばならないと言うのが小売店の弱い所。今週中に1本宣伝を考えなくては・・・。
レッド・ドラゴン・imdb:レクター博士は回を追う毎にばかになって行く。劇中レクターはグレアムに対して“想像力こそ大事”とかいっている割に、本作は原作からの飛躍やオリジナリティーが薄いイマジネーションのショボイ作品になっている。逆に言うと、結構原作に忠実な画作りとストーリーな訳で、その点では駄作とは言い切れないのかも。ただ、別にノートンでは無くても良いのではと思ったり、完全にオリジナルで、レクターが主役のスピン・オフを作った方が吹っ切れたんじゃ無いかなぁ? 個人的には、原作をきちんと順序で読んでいるので、今更感は否めないのだが、チョットずつ原作と違うとこがなんで変える必要が有るのかわからない。例えば、原作ではノートンの役が、顔面をピカソのように切り刻まれてしまうのだがそこはカットされているし。全作通して出てくるキャラクターの一人“ジャック・クロフォード”が全て異なる役者である事に違和感を感じる。特に今回、ハーベー・カイテルの様な無骨な感じの親父がFBIの上司役ってのが合わない。どっちかと言うと、彼は叩き上げの刑事じゃない? あ、フィリッピ・シーモア・フォフマンは相変わらずげすで不潔で汁を出して、パンツいっちょになるので合格点。
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