思い出した。今年、この夏2回目の日比谷野音で“bird”のライブ「鳥的世界祭典! bird summer live」に行って来ました。いや〜前回のクラムボンも最高でしたが、この日はピーカンの野音日和。ビール片手なら尚のこと気分を盛り上げてくれたでしょう(と言うことは私飲まなかったので)。 夕暮れ時の野音は周りを囲む日比谷公園の木々から、短かった夏を凝縮した様に鳴く蝉の声が、これでもかと言わんばかりに夏気分を演出する、蝉時雨。時折、何処からともなく風鈴でも聞えて来そうな涼しい風が吹く。会場のあちこちで、ちらほらとシャボン玉が舞うのはクランボンのライブにも来ていた客だろうか。 開演前にはワハハ本舗女性陣による前説が行われており、それも一段落すると貧弱だった今年の夏を、今日位はと鼓舞するような豪快な太鼓が始まった。否応なしに会場のテンションが盛り上がる。すっと、一拍置いて、竹の長椅子が舞台に置かれ浴衣姿のbirdが登場。御馴染みの関西弁でさらりとトークをかましたあとおもむろに1曲目を歌いだした。
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