気分刊日記

2004年04月29日(木) 映画の奴隷

株券消化最終期限でしたので、朝起きて、すぐ出発。新宿で『オーシャン・オブ・ファイヤー』、日比谷で『スクール・オブ・ロック』『スパニッシュ・アパートメント』。本当は『グッド・ガール』を観たかったんだけど起きれなかった・・・。本当は『スクール〜』観た後帰ろうと思ったんだけどいつもの貧乏性が出た。でも、ある意味それぞれに、それなりに思いを馳せる事ができたのでまあ良しとする。

『オーシャン・オブ・ファイヤー』imdb

『スクール・オブ・ロック』imdb先ず主張しておきたいのが、昨年「アニマルハウス」がDVDで再発された時に考えたんだが、そろそろ“ジョン・ベルーシ”を日本でも再評価&神格化しても良いのではないでしょうか?
 そんな中、批評家の評判・配給会社の力の入れ方・公開のタイミング・そして何より作品の面白さを携えて、ジャック・ブラックの「スクール・オブ・ロック」が公開されたわけである。

ジャック・ブラック。その名の通りブラックなユーモアと、ユニークな外見、多才で唯一無二のキャラクターであるのは誰もが認める事であろうが、あえて私は“ベルーシの再来”的なものを感じると言っておこう。可能かどうか分からないが、ビル・マレーやダン・アイクロイドと共演してみて彼らに確認してもらたいほどだ。

 映画は大変面白く、万民受けする事間違えなし!これまでのジャック・ブラックファンには、日寄っているとか説教臭いと言われるかもしれないが、あのリチャード・リンクレター(「バッド・チューニング」「ウェイキング・ライフ」など)が、あのジャック・ブラック(「ハイ・フェデリティー」、一昨年のMTVアワードの司会は最高!)を起用してこれ程まで王道の大衆映画を作ってきた事に感動できる(最近感動のポイントがこんなのばかりだなぁ・・・)。
 ストーリー的なことを言うと、規格外の臨時教員が生徒達との交流で、彼らの未来の選択肢を広げると言うお話は古くは「メリーポピンズ」、近年も「ミュージック・オブ・ハート」「勇気あるもの」「いまを生きる」などハリウッドの作品、日本のTVドラマにもなった「GTO」、そして同じくTVの連ドラ藤原紀香主演の「ナオミ」の下敷きになったであろう澤井健原作の漫画『イオナ』などは一番傑作で本作にも近いのではなかと思う。
 ただ本作が少し違うのは、臨時教員のジャック・ブラックが生徒と同じ位置まで降りてゆくのではなくて、最初っから最後まで同じ目線(たまにその下)に居る。要は転校生がガキ大将になって、クラスの雰囲気を一変させ、先生や父兄達を困らせると言った方がいいかもしれない。その手段が悪戯ならぬ“ロック”なのだ。
また、使われる曲は曲の背景やアーティストの背景が既に色々な時代や意味を象徴する記号となっている為、さびが流れるだけでも笑いを誘うなどの効果が十分に現れる。

『スパニッシュ・アパートメント』imdb


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