超雑務係まんの日記
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2002年05月26日(日) ヤシの身

取り立ててやる事がなかったので、
毎日ジェットスキーで海をブンブン走り回ってました。
けっこう沖の方まで来るのが日課で、
もちろんそんな人は周りに誰も居なかったケド。

戻るべき砂浜はすでに見えなくなっていて、
気がつくとグルリ360度が青い海で、どっちに帰ってよいのやら。
つまりは、不明でした(汗)
しかも灼熱の太陽は痛くって。

「はぅ。。。このまま漂流。。?」
ってジェットスキーの上で、横になりながらタプタプしてました。
気がつくと、そのまま寝ちゃっていて夕方くらいになっていたのです。

遭難なのかなぁ?
って不安があったけど、下のバスクリンのような青い海を見ると魚が泳いでいる。

適当にブンブンとジェットを振り回してみる。
数十分後、ビーチがなんとなく見えてきたのです。
ああ。。。今日もきちんと帰ってこれました。

こんな生活を毎日。
早朝にジェットで海の沖へ出て、独りユラユラ。
そして帰るのは夜。
こんな日々を何日過ごしてしまったのだろう。

電話もFAXもメールも来ないのです。
こんな生活が果たして存在するのだろうか?
原稿を書く事も、企画案も求められません。

疲れた足取りで酒屋にアルコールを買いに行く。
年齢を聞かれる。
「two-nine」とこたえる。
「トウェンティナイン」とは悔しいからこたえない(謎)
僕は海外でパスポートを普段に所持しない。
だから言葉で通す。ダメなら仕方がナイ^^;

「jack in the box」で99セントのチーズバーガーを買う。
深夜のココはかなりヤバいスポットっす。
テイクアウトして周りの浮浪者を横目で見ながら、
テクテクと早足で部屋に帰りました。

ベランダからビーチが見える。
そこで僕は波の音を聞きながらチーズバーガーをかぶりつき、
マグカップに注いだシャンパンを飲んでました。

ホノルルの星は日本とちょっと違ってます。
あんまりハッキリと哀しさが見えないような。

結局、僕は何をしに来たんだろう、って。
そればかりが、夜になると頭をよぎっていました。


自己犠牲からは何も生まれない。


これが海外で考えた一つのコトでした。
帰国してから検証しようと思いました。

皆さんはどうですか?


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