超雑務係まんの日記
DiaryINDEX|past|will
取り立ててやる事がなかったので、 毎日ジェットスキーで海をブンブン走り回ってました。 けっこう沖の方まで来るのが日課で、 もちろんそんな人は周りに誰も居なかったケド。
戻るべき砂浜はすでに見えなくなっていて、 気がつくとグルリ360度が青い海で、どっちに帰ってよいのやら。 つまりは、不明でした(汗) しかも灼熱の太陽は痛くって。
「はぅ。。。このまま漂流。。?」 ってジェットスキーの上で、横になりながらタプタプしてました。 気がつくと、そのまま寝ちゃっていて夕方くらいになっていたのです。
遭難なのかなぁ? って不安があったけど、下のバスクリンのような青い海を見ると魚が泳いでいる。
適当にブンブンとジェットを振り回してみる。 数十分後、ビーチがなんとなく見えてきたのです。 ああ。。。今日もきちんと帰ってこれました。
こんな生活を毎日。 早朝にジェットで海の沖へ出て、独りユラユラ。 そして帰るのは夜。 こんな日々を何日過ごしてしまったのだろう。
電話もFAXもメールも来ないのです。 こんな生活が果たして存在するのだろうか? 原稿を書く事も、企画案も求められません。
疲れた足取りで酒屋にアルコールを買いに行く。 年齢を聞かれる。 「two-nine」とこたえる。 「トウェンティナイン」とは悔しいからこたえない(謎) 僕は海外でパスポートを普段に所持しない。 だから言葉で通す。ダメなら仕方がナイ^^;
「jack in the box」で99セントのチーズバーガーを買う。 深夜のココはかなりヤバいスポットっす。 テイクアウトして周りの浮浪者を横目で見ながら、 テクテクと早足で部屋に帰りました。
ベランダからビーチが見える。 そこで僕は波の音を聞きながらチーズバーガーをかぶりつき、 マグカップに注いだシャンパンを飲んでました。
ホノルルの星は日本とちょっと違ってます。 あんまりハッキリと哀しさが見えないような。
結局、僕は何をしに来たんだろう、って。 そればかりが、夜になると頭をよぎっていました。
自己犠牲からは何も生まれない。
これが海外で考えた一つのコトでした。 帰国してから検証しようと思いました。
皆さんはどうですか?
|