超雑務係まんの日記
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2002年06月15日(土) アナタへ

「アナタ狂っていますね」
って診断された頃のハナシですよ

現在、同じような症状で苦しんでいる人
僕も闘っていたコトがあったんデス
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精神が薬で改善するか?、
オレの将来を医者が責任持てるのか?

って
テクノロジーで治されてたまるかよ
オマエ(医者)の言う事は心の底から信用しない

僕は病院には通っていたケド
薬も飲まず、医者の助言は一切聞かない
という困ったちゃんだった

医者の診断はすべて推測に基づく判断である
当時の僕の座右の銘(笑)
イヤ、これ自体はなんも間違ってないよね?

毎日を過ごすたびに病的になっていく僕の感覚は
けっこう限界状況だったように思う

突然に心臓がバクバクし、脳の隣あたりで工事現場のようなガーン!
という音が鳴り響き、頭を抱え込んで、道端に座り込んでしまったり
いつもいつも誰かに見られているような気がして
振り向くと無数の大人が電柱の影に隠れているようだったり
電車の中や人ゴミだと異常なほど発汗し
まぶたの裏に黒目が重なるように感じたり(適切に表現出来ません。。。)
体中に得体のしれない虫がへばりついているように見えることもあった

ハッキリ言えば、日常生活を営むのに支障がありすぎる状態
いきなり倒れる、いきなり叫ぶ、いきなり泣きわめく
外の世界へ足を踏み出すなんて、すでに無理だった

引きこもってしまうのに、条件が揃いすぎてたんだ。。。


過去を相対化してるわけではありません
もちろん狂気を正当化するつもりもありません
でも今になってやっとわかるんです
何に怯えて、何を求めていたのか

僕は
大きなコトを成し遂げなければイケナイ
凡人に成り下がるなんてあり得ない
すべての人間よりも優秀であり続ける

潜在的に感じていた意識
いや、これがすべてだったのではないか?

だからこそ
恐怖だった、常に頭の中に巣食っていた想いが僕を狂わせる

つまりは
道を外れてしまった自分がマトモな将来を築けるのか?
という、1点
このプレッシャーに苛まれ、日々見えない何かにブルブル震えていた

来る日もあくる日も
沈む夕陽に死を考え、昇る朝日に死を考え、濃紺の夜空に死を考え
そして君の笑顔を発見するたびに涙を流し
誰よりも生きたい自分がココに存在していたハズなのに

怖かった、怖かった
無能な僕になってしまうんじゃないか
アイツは狂ってるって後ろ指さされるんじゃないか
このまま狂ってるいう自覚が無くなってしまうんじゃないか

求めていた、求めていた
オマエは狂っていない、狂っていない
一番マトモじゃないか、マトモじゃないか
ちょっと人と違うだけだ、違うだけだ

そんな言葉を求めていた
人間の言葉を!

あの頃、どんな大人が僕の前で説得を試みようとしても
その人が現れた瞬間にきっと刃物で刺していたに違いない




僕もこんな時代があったよ
ああ、僕は今、きちんとマトモな暮らしをしているよ

僕が最近思ってるだけなんだけど
「狂気」と気長に仲良く付き合っていくこと
つまりは、このままだっていいじゃない
割と貴重な生き物なんじゃないのぉ
なんて、開き直りが
あの頃に悟れたらヨカッタなぁ


ウン、切に感じるのだな



薄っぺらな人間よりは狂った方がいいぜ?
経験者は語る。。。
なーーんて、どうよ?


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