超雑務係まんの日記
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もうお別れなんだね。 元の場所へ戻ってしまうんだね。
泣いている。 君が泣いている。
君が他の人のところへいってしまう。 僕だって泣きたい。ワンワン声を出したい。 「ねぇ、お願いだから、行かないで」って。 地面に頭を擦り付けたって、なんとしても。
大切な人を不幸にしていいものか。 怖い。 きっと、今、君は幸せで。 その幸を奪う事は、まず不幸を経験してしまう。
準備が整ったら、僕の所へおいでよ。 一生、僕についてきなよ。
言えない。怖い。 自信が、能力が、勇気がナイの? そんな情けない人間にいつからなったのだろう。
でも。本当のところ、君に僕は必要なのだろうか?
朝に帰宅する。 寝ないで待っていた。 泣いている。
僕は靴を脱ぎ、洋服を放り投げ、さっさと寝た。 一言も言葉を交わさなかった。 僕が今まで何をやってきたか知ってるかい?
夕方に目が覚める。 君は部屋で裁縫をしている。 「ラーメンでも作ってやるか?」声を掛けてみた。 「うん。」 「何か食べたの?」 「昨日夜から何も食べてないの。」
翌日。 恐怖の締切り日。 帰宅したのは、やっぱり朝の4:00過ぎだった。
ご飯も食べず、起きて待っていた君。 僕が普段、何をしているか知ってるかい? 「ワイン飲む?」って聞かれたから、 「ああ。」って偉そうに答えたよ。
これが平凡って事なのかな。
きっとココを読んで、だと思う。 「ずっと辛かった」って、君は言っていた。 君とは2日間しか逢って話しをしてないよ。
飛行機に乗ってココへ来るかい。 そして、僕の生活を見てみるかい?
ウソと本当の狭間で、君が見ていた僕は、 どれだけ褪せているだろう。
臆病でこじんまりとした、 生活にまみれた僕を観察したいのなら、 来てみてハッキリすると思います。
それでも、僕をさらっていきたい? はは!そうは決して感じないだろうなぁ。。。
そういえば。そういえば。 ずっと、ずっとだった。 イヤ、毎日だったという表現が正しい。
君は僕を見て泣いていた。 「どうして?どうして?」って。 その時に、上手い言葉を見つけられなかったから。 僕は沈黙しているしかなかった。
結果、とんでもない。 今度は「どうして?どうして?」って。 僕が毎日泣いていた。
目の前で沈黙されるなら、まだいいさ。 一生ダンマリを決め込まれる、こっちの身にもなってよ。 もう二度と君の手を取って指も見つめられないんだ。
もう朝の6:00だよ。 君は起きてますか。
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