超雑務係まんの日記
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もしかすると毎月、毎月。 言っている悩みがあるかもしれない。
「間に合わない」
締切りが近づくと、というか毎月必ず締切りがやってくるから。 焦って、怖くて、苦しくて。
もうこの仕事をはじめてからずっと。 ラクに下版を迎えた事なんかなかった。
その度に、僕は、
「今月こそはダメだよ。。」
って、 誰かの胸にうずくまって告白していた。 先月も、先々月も、もちろん今月も。 恥ずかしいです。
が、今日。 11月号の下版が無事に終了。 今月こそはヤバいと思っていた。 1年の内でもっともヤバかったと自覚していた。 当然、あらゆる関係者に迷惑をかけた。
しかし。 思えばこんな時間に下版出来たのは初めてじゃないか?
飲みに行く。 でも仕事の話はあんまりしない。
だって。 私の仕事はそれほど大変じゃないってアピールしなくちゃ。 毎日毎日、決まった時間に出勤し、決まった時間に帰ってくる。
イヤイヤ、出版社ですけど総務です、経理です。 あんな編集や営業や企画みたいな狂った仕事はしてません。 文章を書くとか、特集の企画とか、そんなのは部署が違います。
そんな仕事なんですよ、って嘘をつかなくちゃ。
でないと、君には受け入れてもらえないような気がして。
構ってくれ、構ってくれ。 いつも言ってるけど、本当は。 構える時間が自分にないから、すごく焦ってるダケなんです。
時間が、時間が、ぜんぜん、なんで、どうして。 こんなに少ないのだろう。
9:30から打ち合せが毎日あって、 ヨルの10時とか11時まで、バタバタ撮影とか、 デザイナーとかカメラマンとかライターとかがやって来たりで、 昼飯を食うのが夜じゃん!なんてネタっぽいような日常で、 日付が変わってから、やっと落ち着いて一人で原稿が書ける。
いつも帰るのは3時前後。
深夜のススキノ。 久しぶりに飲んだ。 ススキノはこんなに騒がしかっただろうか。 タクシーで「またね」って、今はもう明けている。
若い頃、10代の頃、 うん、そうさ。 思い描いていた30代の自分は、果たしてどうだった?
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