超雑務係まんの日記
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「いい女は料理が上手い」というフレーズは古今東西流布しているが、 これは確かに当っているようだ。
(メールマガジン『<続々>おやじのための自炊講座 第9号』03/1/22発行) http://www.ne.jp/asahi/jimihen/oyaji/ _______________________________
まったく同感。
いいオンナじゃない人で、料理の上手い人はいないです。 と、思ってます。
もちろんこれは、私の勝手な感覚。 女性蔑視といわれても、文章を続けます。
料理を作る相手は2つしかありません。
自分に対してか、人に対してか。
料理の技術は作った数に比例します。 しかも、どれだけ愛情を持ってたくさん数をこなしたか。
例えば。
自分に対して。 恋人に対して。 子供に対して。 親に対して。 兄妹に対して。 旦那に対して。 奥さんに対して。 友達に対して。 お客さんに対して。
アナタは。 愛情をもって何回、料理を作ったことがありますか? 逆に、愛情を持たずに何度、悲しい料理を作りましたか?
今の仕事を始めてから、たくさんいろいろな自慢の料理を食べました。
それでも。 うどんは「花村」以上のものを食べた事がないですし、 シリアさんの作るハンバーグは、 「レストランはしもと」(http://www.gourmettown.net/hashimoto/)より 私は格段に旨いと思ってますし(かなりスンマセン。。。)、 しかも、シリア作以上のハンバーグ、 ちょっとないのでは、と密かに感じてます。
話しを戻して、 上記の『おやじのための〜』メルマガは創刊当時から読んでます。 もともと筆者自身が単身赴任の境遇から、 世のおやじ達に自炊のワザを紹介する主旨で99年に創刊されて、 すでに4年の月日が経ちます。 (今は単身赴任ではないようです)
創刊号から読んでるのは理由がありまして、 おやじの料理(失礼!)を通じて、毎回心に響くフレーズがあるからです。
最後に一節を紹介致します。
私にはささやかな夢がある。 自分では『ユメのままで良い小さなユメ』と呼んでいるのだが… まず、ひとつは(中略)
三つ目は、食卓に布製のテーブルクロスを敷いて、 家族揃って銀のナイフとフォークで食事をするというもの。 ビニールのテーブルクロスではなく、必ず分厚い木綿製でないとダメなのだ。 イタリア映画を見ていると、 ごく普通の家庭でもクロスのかかった食卓でディナーを楽しんでいる。 布の上に堅いパンくずが落ちる。 赤ワインが入ったワイングラスとパスタ皿。 メインディッシュは子羊のロースト・ローズマリー風味だ。
(中略)
こんなにスケールの小さいことで良いのだろうか。 それに食い意地が張っていて、情けなくなる。
(『<続々>おやじのための自炊講座 第4号』02/12/18発行) _______________________________
ぜんぜんスケールは小さくないでしょう。 スケールが小さいと、食に目が向かなくなるのです。 スナック菓子だけでOKな世界だと思われては、ちょっと困ります。
ああ。 料理が上手いと、いいオンナ?
勝手なオトコの都合なら、 ウマけりゃ問題なしなら、シンプルですよねぇ。
質じゃなくて、シチュエーションです、きっと。 もう、そんな状況は考えられませんが。
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