超雑務係まんの日記
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2003年01月26日(日) オマエ

 「いい女は料理が上手い」というフレーズは古今東西流布しているが、
 これは確かに当っているようだ。

 (メールマガジン『<続々>おやじのための自炊講座 第9号』03/1/22発行)
 http://www.ne.jp/asahi/jimihen/oyaji/
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まったく同感。

いいオンナじゃない人で、料理の上手い人はいないです。
と、思ってます。

もちろんこれは、私の勝手な感覚。
女性蔑視といわれても、文章を続けます。


料理を作る相手は2つしかありません。

自分に対してか、人に対してか。


料理の技術は作った数に比例します。
しかも、どれだけ愛情を持ってたくさん数をこなしたか。

例えば。

自分に対して。
恋人に対して。
子供に対して。
親に対して。
兄妹に対して。
旦那に対して。
奥さんに対して。
友達に対して。
お客さんに対して。


アナタは。
愛情をもって何回、料理を作ったことがありますか?
逆に、愛情を持たずに何度、悲しい料理を作りましたか?




今の仕事を始めてから、たくさんいろいろな自慢の料理を食べました。

それでも。
うどんは「花村」以上のものを食べた事がないですし、
シリアさんの作るハンバーグは、
「レストランはしもと」(http://www.gourmettown.net/hashimoto/)より
私は格段に旨いと思ってますし(かなりスンマセン。。。)、
しかも、シリア作以上のハンバーグ、
ちょっとないのでは、と密かに感じてます。



話しを戻して、
上記の『おやじのための〜』メルマガは創刊当時から読んでます。
もともと筆者自身が単身赴任の境遇から、
世のおやじ達に自炊のワザを紹介する主旨で99年に創刊されて、
すでに4年の月日が経ちます。
(今は単身赴任ではないようです)

創刊号から読んでるのは理由がありまして、
おやじの料理(失礼!)を通じて、毎回心に響くフレーズがあるからです。


最後に一節を紹介致します。


 私にはささやかな夢がある。
 自分では『ユメのままで良い小さなユメ』と呼んでいるのだが…
 まず、ひとつは(中略)

 三つ目は、食卓に布製のテーブルクロスを敷いて、
 家族揃って銀のナイフとフォークで食事をするというもの。
 ビニールのテーブルクロスではなく、必ず分厚い木綿製でないとダメなのだ。
 イタリア映画を見ていると、
 ごく普通の家庭でもクロスのかかった食卓でディナーを楽しんでいる。
 布の上に堅いパンくずが落ちる。
 赤ワインが入ったワイングラスとパスタ皿。
 メインディッシュは子羊のロースト・ローズマリー風味だ。

 (中略)

 こんなにスケールの小さいことで良いのだろうか。
 それに食い意地が張っていて、情けなくなる。

 (『<続々>おやじのための自炊講座 第4号』02/12/18発行)
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ぜんぜんスケールは小さくないでしょう。
スケールが小さいと、食に目が向かなくなるのです。
スナック菓子だけでOKな世界だと思われては、ちょっと困ります。





ああ。
料理が上手いと、いいオンナ?

勝手なオトコの都合なら、
ウマけりゃ問題なしなら、シンプルですよねぇ。

質じゃなくて、シチュエーションです、きっと。
もう、そんな状況は考えられませんが。


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