超雑務係まんの日記
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相手を「子供」と捉える存在は、 たいていは子供以外の「大人」だけ。
「子供」と自覚している人は まず相手を子供と捉えることをしない。
私はずっと「ガキ」と言われていたので、 もしかすると視点は子供に近かったのかもしれない。
実は未だにコドモとオトナの違いがわかってないのですが。
無関心を装うのがオトナですかねぇ? 適当にお金を稼ぐのがオトナですかねぇ? 安定した生活の中で歳を取ってるだけがオトナですかねぇ?
昔を思い出してみると、 指導をしていた頃を考えてみると、 中学生のヒデは私なんかより、ずっとイカシタ大人だった。
「先生、オレは文学を勉強してみたい。文芸評論の世界で生きてみたい。 こんな考えをしてるオレ、変ですか?」
変なわけないじゃん。 すげーよ、そんな中学生いないんだって。 「文芸評論」なんて、言葉自体は一般的じゃないんだから。
ヒデは「生きたい」って言った。 君たちには、未来がある。 そう、本当に輝かしい将来がうらやましい。
一方で、 私は「死ねたら」って思ってた。
生きたい、という人が、 死ねたら、と考える人が、
どんなバランスで社会に調和してるのだろう。
ヒデが卒業するまで、 私は責任を持って仕事をしなくちゃね。
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