超雑務係まんの日記
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2003年06月13日(金) ヒデ(19)

「再度、高校受験をするんだ。俺が家庭教師をやる。
 もちろん、お母さんからはアルバイト料をもらう。
 受験校は○○だ。○○が中途入学が可能だって事は知ってるよな?
 ココの特進クラスを狙う。
 ここにはヒデの仲間がきっと見つかるハズだと思う。
 どうだろう?」


両親と主治医以外では、
私だけが外部と接触出来る唯一の人間だったらしく、
実はヒデからはよく電話がかかってきてたのだ。



今、一番イヤであろう、人生の選択を私は迫ってみた。


10代でこんな強いられ方をされるのが、私はイヤでたまらなかった。
しかも、私は家を出てワケワカラン暮らしをしていたから、
両親に愛されているヒデには、早く復活をしてもらいたかった。

ただ、それだけだった。


黙っていたヒデが口を開く。


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