超雑務係まんの日記
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2004年03月16日(火) 未完成

自分にないものを持ってる人
惹かれるタイプの条件としては、きっと上位

一方で
自分と同じものを持ってる人
こちらも同様に愛着を感じます

前者は
引っ張られる感じ
後者は
自身で接近していくニュアンス

いずれも恐らくは同化を望んでしまう自分がいる

同化とは自分と一体になること

考えてみれば
引っ張られるのか、接近するのかの違いだけで
相手と同化したいという単純な欲求は
恋愛のシンプルな動機


懸命さ、賢明さ、やさしさ、悲しさ、強さ、勇敢さ、弱さ。。。

自分にないものを持ってる人
自分にあるものを同じく持ってる人

どちらも、一緒に向かい合える存在?

こんな単純な何かを求める気持
沸き上がるシンプルなアナタを知りたいという欲求

決して答のない欲求
生涯、正解のでない欲求




本をたくさん読んだ、眉間にシワをよせて考えた
友達を増やそうとした、不毛な人との付き合いに時間をかけた
数えきれないくらいメール交換をした
たくさんお酒を飲みに行った

そんな繰り返しで
愛や恋という
バカが付くくらい単純な欲求を
悲しいくらいに決して満たす事はできないのです

実に単純で明解でシンプルな欲求なハズなのに
時として
家や経済などの打算的な条件が入り込んだりします

生活とか、世間とか、周囲とか

打算、打算、打算的。。。

ぜんぜん単純に何かを求める気持じゃぁナイ
明日も明後日も裕福でいようとしたら
ずっとずっと一歩を踏み出せません




10代の頃に偶然知り合った
いまだに一緒にいたら、けっこう歳じゃないですか

先の事なんてまるで考えてませんでした
それがイケなかったのかなぁ

飲めなかった君だけど
一度だけ、カクテルを飲んでた時があって
その光景が大好きで、たまに想い出すんです


独りでお酒を飲んでると不思議な気分になります

いつもグレープフルーツジュースでした
酔ってる僕の向かい
テーブルをはさんで
両手でグラスを抱えてひじをテーブルについてたよ


何もかもが未完成で
毎日がどんな保障もなく、不安定だったかもですが
とにかくとにかく、ハッピーだったような気がして



ただ
確実な事を言えば、やっぱりというか
結局完成する事はなかったのです


でも、それでヨカッタと思ってる
僕は


だって、そうだろ?


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