こころの大地に種をまこう 春名尚子の言霊日記

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2002年09月01日(日)  世界を愛するってことは・・・・?

 すべてを許して、いやして、愛してゆく。
 どんなことでも?。どれほどひどいことでも?。
 ほんとうにそんなことが出来るのだろうか?。

 今、物語の中の主人公にそんな苦しみを味わせている。
 世界を愛するためには、苦しみや悲しみを乗り越えて、自分自身を愛さなければならない。
 だけど、ある意味、それが一番難しいことだ。

 人間一人一人が、その身体の中に限界のない宇宙を持つ存在だと
 私たちひとりひとりが、未来の鍵を握っているのだと仮定するならば。
 そしてその上で、地球が美しいままで存在し続けることと、世界の平和を望むなら
 自分の感情や傷や痛みをすべて乗り越えて、優しさにかえなければならない。
 世界を癒そうと思う前に、自分自身を癒さなければならない。
 世界を美しくしようと思う前に、自分のこころを美しくしなければならない。

 こころの中の、傷を癒すためには、優しさだけではなく、厳しさもひつようになる。
 だけど、それを乗り越えなければ、ほんとうのことには出会えない。
 うーん、むずかしいねえ(笑)。

 光も闇も、すべて自分のこころの中にあって、それを自分が和合できないうちには
 世界の平和を願って祈りを捧げていたとしても、なんの力にもなり得ない。

「神と繋がって、世界を知りなさい。それから行動を起こしなさい。
 悟っていない人間が、世界を変えようとしても、混乱を招くだけです。」
 6月26日に日記に書いたことを、やっと自分の中でかみ砕いて理解できてきた気がする。
 えーー。私ってば、どんくさーい(笑)

 自由は愛という概念からは引き離すことが出来ない。
 深淵に落ちていくことが出来ないなら、人間は愛も自由も獲得できない。(ルドルフ・シュタイナー)

 つらくて、苦しい。
 彼女の叫び声を聞きながら、今日も眠りにつくことになる。
 そして、彼女は私の夢を侵しつづける。
 ま、それもまたよし!。


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