hikaru日記

2003年06月20日(金) コンビニ

今日はサービス課と言うところで研修が行われました
簡単に言うと患者さんが病院に入ってきて、分からないことがあるときなどの案内係です
新人は全員この研修を受けなければならないのですが、私は比較的遅い順番だったのでみんなに聞いたら意見がばらばらで、恐いイメージと軽いイメージの両極端に別れました
一応、格好だけはきちっとした格好で行かなければならないのですが、ナースシューズで行ってしまった同期がいたらしいですが、その人が泣かされたとかでかなりびびっていました
やってみた感想は、まわりの人たちもやさしくてやりやすかったです
特に怒られたり、注意を受けたと言うこともありませんでした
変なことをしなければ、怒られることもないし、普通にしていれば平気です
何もしていないのに怒る人はいませんから
今日は普通の金曜と違い、患者さんの数も少なく至って平和でした
普通、金曜は薬局も戦場のように荒れていますが(×)、今日は休憩もゆっくり取れるくらい少なかったようです
 まぁ、貴重な体験が出来たという意味では、有意義な一日でした
患者さんと直接接し、同じ目線で言葉を交わし、同じ目線で物事をとらえられたということは、薬剤師としても非常に意味のあることだと思いました
やはり、薬剤師はこうあるべきなのかもしれないとも思った1日でした

 さて、コンビニについて
大体想像つくと思いますがコンビニで薬が売り出されるかもしれないらしいです
これについては、別に問題ないんじゃないかと思います
今だって、薬剤師のいない薬局、薬店はそれぞれ、2,6%、22,6%とふつうにみられていたわけですから
ハッキリ言って薬剤師がいてもあまり変わりません
多少、薬のことを知っている程度で、実際ほとんど分かってない薬剤師が多いようです
特に、マツキヨなどのドラッグストアなどではその傾向は強いようです
すでに、ドラッグストアもコンビニ化していますから、その逆もあっていいんじゃないかと思うわけです
コンビニには薬剤師がいないなんて言うのも些細なものです
逆に便利になって良いんじゃないかとも思います
 今、風邪薬と間質性肺炎の関係が示唆されていますがこのことについてもどうなんでしょう?
薬局、薬店でもこのことについては対策は難しいじゃないでしょうか?
ただ、かかりつけ薬局などでアレルギーなどが正確に把握されていれば問題ないかもしれませんが、そうではない場合、シロート目ではそれが風邪なのかアレルギーなのかわかりません
症状が悪くなれば、薬剤師ももっと強い薬を勧めます
薬を中断するという術を知らないわけです
風邪薬による間質性肺炎がアレルギーであるということを知っている薬剤師がどれほどいるのか疑問が残ることではあります
 結局、コンビニだろうとドラッグストアだろうとあまり変わらないんじゃないかと思うのです
私を含め、薬のことをちょっと知っていたくらいでは副作用は防げません
 問題は、その後の対応です

 一つのことを決めるのには問題がいくつもあがるものですが今回のことがどう転ぶのか少し見物だと思います


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