踏み出した一歩。 .............

2004年11月08日(月)

何の躊躇いもなく、足を踏み入れた。
そこには、あの頃よりも綺麗になった空間が広がっていた。
そして甘い匂いと空色のシャツだけは少しも変わらずに。
何より違和感があったのは、あいつがいないことだけ。


毎日のように通ったお店。
パタパタと音を立てて横を通る店員さんの顔を何度も覗き込んだ。
「お疲れ様」と言って奥の部屋から出てくる私服のひとを真剣に見つめた。


明るい店内、明るい挨拶。
ただ、違和感があったのは、あいつがいないことだけ。


“会っても平気と思えたら、完全に吹っ切れたこと”


会っても平気と思った。
だけど吹っ切れてなんか、ない。
ただ会いたいと思っただけ。



ただ、会いたいと、思っただけ。








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