★あの雨の日を思い出す。 .............
2006年12月14日(木)★
ばかだね。 またあの喫茶店に入っちゃった。
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ずっと前のこと。 「(元かれと帰り道一緒だから)1人で帰りたくない」 て言ったわたしに、 「じゃぁ授業終るの待っててあげるから」 てきみが言ったのは昼休みの時間。 4限の授業が終った頃、もくもく雲に覆われた空から大粒の雨がどっさり降っていた。 傘を持っていなかったわたしは友達に折りたたみの置き傘を借りた。 小さなチェック柄の女の子らしい傘。 きみに授業終ったよて連絡して待ち合わせた食堂。 青いサッカーボールを持って現れたきみ。 「雨かよー傘持ってねぇよー」 駐車場までの道のりは近くて遠い。 「わたし持ってるよ、借りてきた」 小さな傘を開く。
傘を持ちながらてくてく歩く。 背が小さいわたしの持つ傘はきみの頭に何度もぶつかった。 「こうじゃね?」 きみはそう言ってわたしに青いサッカーボールを差し出した。 同時にわたしの持ってた傘を持ち上げた。
大粒の雨の中、女の子らしい小さな傘を持つきみ、きみの青いサッカーボールを抱えるわたし。雨に濡れないように、ぴったりくっついて歩いた。 駐車場の前で突然 「えーぃ」 て声と同時に傘が頭の上から消えて雨が冷たい。 ニコニコ笑ってるきみ。ばかー。
「今電車乗って、元かれいたらどうしよう…」 恐がってるわたしにきみが 「うちで時間つぶしてけば?俺バイトだけど」 きみの家の前で車から降りたんだ。 「AVあるけど気にしないでー」て、ばかばかばかー。
一人暮らしのきみの部屋。 汚すぎて勝手に片付けたくなる。うずうず。 結局片付けして、やることなくなって、そしたら急に寂しくなった。 真っ暗闇だったわたしの心と、雨と、一人ぼっちの部屋。 「恐いよ切ないよ寂しいよー」てメールしてみた。 「今帰るから待ってて!!」て返信。 さっきバイト行ったばっかなのにね。(3時間くらい前だったかな) 車運転してるのに、くだらないメールにずっと付き合ってくれた。 (今テレビで誰々が何とかって言ってたよー、とか) 電話がきたりして「飯何食いたいー?」。
あのとき、何でわたしは何もできなかったんだろうと思う。今更。 その後帰ってきたきみとソファーに並んで座ってテレビ見ながらご飯食べただけでした。うーん。 あのときこうしてればって後悔がたくさんある。 そしてその後悔は思い出す程増えていって、どうにもならない過去になる。
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