あきれるほど遠くに
心なんか言葉にならなくていい。

2002年10月04日(金) それでも僕は忘れてしまう



なんかね、僕はあんまり人の話を聞いていないので、人の話に感銘を受けるということが少ない。
ってこれは恥ずかしいことかもしれないなという気はするのだけど。
うん。
でも学ぶことがない、と思うと聞き流しちゃうんだよね。
それはめっちゃ不遜なことだと思うけど。
あとは自己防衛の手段だね。これは。
あんまりキツイこととか聞きたくないこととか、耳が拒否してしまう。・・・ってこれはあんまり正確じゃない。
僕はちゃんとその人の言葉は聞こえているし、聞いて理解した上で忘れてしまうだけだから。
よけい酷いかもしれないけど。
僕はひとつひとつ、胸の中できちんと反論した上で、
たぶんその話が終わったあたりにはもう、その人が一言一句何を言ったかなんて憶えてはいない。その雰囲気だけしか。そして2,3日もすればそんな事があったのかも忘れてしまうかもしれない。
これはとてもさみしいことだ。
相手にとっても、僕にとっても。
僕は小さく、
ごめんなさい
と誰にも聞こえないように呟いて、でもその罪悪感だけは僕の心に澱のように沈澱していく。
それくらいしか、僕にはできない。
忘れないようにするなんて、
そんな苦しいこと、
僕にできはしない。


秋になったので果物がいっぱい家にある。
昨日の朝はグレープフルーツと柿。
グレープフルーツはしみじみ美味い。(←柑橘類好き。笑
まだ文旦が出てこないので、柑橘類を剥くのはまだ諦めておく。手がわきわきするんだけどさ(涙
あぁそうだ僕は文旦命な人間だ!(爆死
それまではグレープフルーツや甘夏や日向夏やぽんかんやネーブルやでこぽんやスイーティーやみかんやはっさくやその他諸々で我慢しておこう。(って柑橘類もそれだけありゃ充分じゃねーか、と云うツッコミは受け付けません。厳。


今日は知った顔に会いました。
もうあんまり、知っている振りをしたくなくて通り過ぎて。



↑振り向いてそこにあるのを確かめたくない。
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周防 真 [MAIL] [HOMEPAGE]

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