| 2002年11月24日(日) |
こう見えても、実は。 |
某所の即興詩コーナーに投稿。 お題は愛萌さんで、「12月の病」。
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あなたはいつも 肩の上に 雪の花をのせている と 恋人は 誰もが笑う そうか12月だと 僕は不意に振り返って 何もない肩の上を払おうとする あ だめだよ 恋人は 誰もがそう言うから まだそこに雪の花が咲いているのだと わかってしまう。
この冬もやっぱり 例年と同じように寒々しいから 僕がコートの肩に雪の花を咲かせていても 恋人は 誰もが 気にも留めず まず微笑む けれどいつか 僕の肩に伏せた頬に ひいやりと 凍てつく氷のつぶを 疎むようになるのだ
いつも12月 雪を降らすこの指先に 風が何度も口付けるので 僕の手はいつも冷たい 恋人は 誰もが僕を見上げて 手の冷たい人は心が温かい と 言うので 僕はいつも 人間になりたい と 呟いてしまう。
12月 恋人は誰もが 僕に気付く いつもそれは病のように 深く 静かに浸透する
12月の病
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最近、必死になって詩を書いていない気がする。 真摯な敬虔な気持ちでは、詩を書いていない気がする。 こんなんじゃ、だめだ。 とりあえず、だめだ。 そう思う。 詩を書かずにはいられぬから書く。そうでなくてはならないと思う。 というより、この心が詩でなくても表せる心なら、どうして詩を書く必要があるだろう。
僕はもっと追いつめられていなければならない。 切ないモノに。
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