| 2002年12月02日(月) |
恋の唄に血を吐く咽喉 |
僕は時々、自分が誰に話しかけているのか、呼びかけているのか、わからなくてぐらぐらする。 ちょっとここんとこ、自分が情けない感じなんだけど。 何だろうな、今はいろんなことがいっぱいいっぱいで、正直言って疲れてます。
こういうとき、恋の詩を書くのはとてもつらい。 キツイ、と言ったほうが良いかも。 自分の中に、息をためておかなければこらえていられないモノがあるのに、詩を書けばそれは、あっけなく流れ出ていってしまいそうで、実のところこうして言葉を紡ぐのさえもつらかったり。します。 だけど、 こんな時でないと書けない言葉というものが、詩人としての僕を強く揺さぶるのも確かで。 詩人というのは、 と云うより僕は、バカな生き物です。 詩なんか書かなくったって安楽に生きていけるのに、詩人としての目は、その淵を覗き込むことを強要するのです。 その、淵。 僕が口を噤んで語らぬもの。 僕が詩によってしか語れぬもの。 いつまでも秘め続けるのに、いつまでも僕を捕らえて赦そうとしないもの。 そんなもの、・・・もう僕は見なくても良いはずなのです。
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