| 2003年02月09日(日) |
明日のココロを僕は知らない。 |
本を三冊ほど、とっかえひっかえ読む。 ・・・それはそんなにおかしなことじゃないけど、途中まで読むと次へ行き、って交代ごうたい読んでいくのは流石におかしいよな。 うん。 おかげで今は目が死んでます。ここんとこドライアイの気があるんだよな。 1冊は『冷静と情熱のあいだ』の完全版。江国香織+辻仁成。 なかなかよかった。もともと江国香織は好きなんだけど、なんとなく江国香織の本として読んだのではなくて。 って変な文章だな。 完全版で読むと、女性からの視点と男性からの視点が適度に混じってて面白かった。バランスの取れている感じで。 江国香織特有の秘められた狂気の印象が薄まってて、バスタブに張られたぬるま湯の中に居るような、温かな浴室に閉じ込められているような、適度な閉塞感となめらかな感情の起伏を思いました。 確かにエンヤの音楽が似合う印象。 でも本を読んでしまうと、もう映画は見たくないかなー。 イタリアの風景は是非とも見たい気がしますが。
はい。 暇つぶしのはずの読書に目をヤラれて、勉強しようと思った時にはもう問題文が読めない、ってのはなかなかシュールです(死)。 暗いところで本を読みふけってるのも悪いんですが。
「目の前にいても、たぶん姉弟でも、胸のなかはとても遠い。世界の果てくらいに。」
妙にこの一節に惹かれてしまいました。 ヒトが、己の精神世界に在るものしか理解し得ないとすれば、他人というモノは確かに世界の果てに隣接するモノでしかないのだから、遠い遠い存在であろうと思う。 それはさみしいけど。 確かに。
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