目をつぶる。 するとあのひとのことを考えている。 意識の海を無意識の階層へとゆっくりと沈んでいく思考。 今日は恋心、について。 考えている。
恋心。 恋ワズラヒ、という言葉の浪漫的なこと。 僕にとって恋は片想いではありえない。 あひみての のちのこころにくらぶれば、という歌があるけれど、片想いはあくまで自分ひとりの幻に過ぎないように思える。 片想い、と言うのも言葉が足りない。 相手に愛を乞うでなく想いを伝えるでなく、あくまで相手に伝わらぬうちの片恋は恋ではないと僕は思う。 それはただの独り遊びに過ぎない。
その一方で、恋は秘めてこそ花、と僕は思う。 秘めに秘め、隠しに隠した中の一瞬のきらめきのような、恋に燃えた眼を僕は美しいと感じる。 それは浅ましいかもしれない、インモラルかもしれないが、その奔流のような情熱に備えるすべを誰も知らない。
恋心。 僕はまだ自分のそれについて明確に語る口を持たない。 まだ、今はまだ。
こないだから、 僕の言葉がいわゆるたらしの口調のようだと言われる。 ねェそれって言われて嬉しいってこと?(爆
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