あきれるほど遠くに
心なんか言葉にならなくていい。

2003年06月21日(土) 断章




たとえば

嘘をつくときの 少しだけ焦った舌の裏側

あきらめるときの 喉の奥の重り

誘惑するときの ふるえそうな気管の内



あのひとの哀しみが圧倒的な私の歓喜であり

私の歓喜があのひとの表しようもない憎しみであるように

いつも

裏側で託された選択肢を間違えずに踏み違えていく



それが さよならだね  なんて

後ろめたさも最後まであのひとがすべてさらっていってしまう





↑悲しみでも、恨みでもなくて

My追加




 < 過去  INDEX  未来 >


周防 真 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加