2003年12月31日(水) |
その、ネバーランドとやらはどこにあるんですか。 |
年末の大掃除を抜け出して散歩と本の調達に行ってきました。 てゆーても本を読んでいる暇が正月の僕にあるかどうかは謎ですが(汗) 大晦日の朝は正月の匂いがする、と思った。 閑散と眠ったように白っぽい。 家の中で他の人間たちがひっそりと穏やかに居る感触。 車がまばらで嬉しかったり。 何も言わずにあのひとにくっついてみる。 ふ、と笑って僕を見るその安らかさに救われている。 他がどうであれ、ここで世界は円く穏やかだ。
今年は案外いいことも多かったな。 日本は相変わらずいい方向には向かってないけど、きっとあんまり考えずに刹那主義で生きていくのもいいだろう。 僕が思うことは何かを裏返しにしたようなことが多くて、僕の天邪鬼にはこれまでより更に磨きが掛かったみたいだ。 なんとなく、今年は人間関係のありがたみを痛感する年だった。 僕に少し余裕ができたからかもしれないけど。 これからずっと生きていかなきゃいけないのだとしたら、一人で生きていくのはきっと淋しいから、思い出でも何でも、共有する人が居てくれたらいい、なんて。 昔の僕からしてみれば馬鹿げた感傷のようなこと。 思うようになってしまいましたね。
幸せな妄想に浸る。 君が好きだよ、と言えてよかった。
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