2004年04月09日(金) |
いっしょにおいしいものをたべにいくはずだったのに |
電話を少しだけ待ってみた。 けどもう寝よう。
自分が悲しいと他人に対してやさしくは、なれない。 明日期待していた予定が失われてしまうと、もう明日というものがぽっかりと空白に遠のいたようにあてどころなく消えてしまうイメージ。
どうしよう、と思う。
もう本は読みたくなくなってしまった。 誰かにたくさんたくさん本の話をしたいのに、とそれでも思う。 だけど最後に読んだ本があまりに独善的だったのでなんだか嫌になってしまった。 もういいや。 勉強も、計画も、宿題も、とりあえず横に置いてしまおう。 今日は埋葬記念日なんだ、と思う。 アニバーサリィ。 世の中にはかなしいことがいっぱいだ。 乾杯。
あのひとに会いに行こう。 終わりかけた桜を一緒に見に行こうと言おう。 じっとしているとすごくつらいんだ、 なぜだかとても、 とても、 とても、
そんなふうに夢の中でふるまってみよう
いっしょにおいしいものをたべにいくはずだったのに
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3人の日本人が拘束されている。 もしも自衛隊を撤退すれば、日本政府は「テロに屈した」という汚名をきるだけで済む。 けれどこれで3人が殺害されれば、その人たちは自衛隊がイラクに派遣されたために殺されたということになる。 日本はそのどれに甘んじるのだろう。 平和をうたい自衛隊は軍隊ではないと言いながら、民間人を犠牲にしても政府へのアメリカの恩寵を保ちたい。 なんだよ、「ひと一人の命は地球より重い」んじゃなかったのかい。
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